みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月中旬のこと。頂いた春休みで14年ぶりに韓国・ソウル周辺をひとり旅した際の道中記をお送りしています。

旅の第1日目(2025年3月17日)の様子です。
「関西国際空港(大阪府泉佐野市ほか)」を、定刻より20分遅れて出発した「OZ(アシアナ航空)115便 仁川国際空港ゆき」機の人です。

さて、関空から仁川までは約2時間の所要時間。機内食をおいしく頂いたのち、出雲(島根県)あたりから日本海上空を西に進んだ機は、いよいよ朝鮮半島へと差し掛かったようです。


陸地が見えて来ました。朝鮮半島の東海岸に当たるところですが、引き続き雲が多いですね。
機が最初に上陸したのは、東海岸の港湾都市だという「浦項(포항 Pohang ポハン、慶尚北道浦項市)」というところでした。
かつては、日本海に面した漁業都市だったそうですが、現在では、東洋最大規模の製鉄所があるなど、工業都市として栄えているとのこと。こうして見ると、釜山や大邱といった名前を知る都市も近いのですね。


険しく切り立った山々の合間を縫うように流れる河川。それに沿ったわずかながらの平地に、街々は広がります。


機上から眺めていますと、山々が少し開けたところには扇状地と思しき土地が多いようです。
このあたりは山の多い日本と似ていますが、土地勘がないためにどのあたりかはさっぱりわかりません。


そういった眼下の景色が、朝鮮半島上陸から30分ほど続きます。現在地の機内モニターに目をやりますと、早くも水原や清州の近くを飛んでいます。いずれも、朝鮮王朝からの歴史ある都市、ということは知っていました。

韓国には現在、8つの国際空港が存在しているというのですが、国内線のみ発着するものや、空軍基地などはそれよりもっとあるはず。日本より国土が小さいので、どれがどのくらいどこにあるのか、気になって仕方ありません。
韓国総合旅行サイト「KONEST」より。

そんなこんなで仁川到着までは、もう半時間を切っていました。いや、実に速いものです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。