「平成・令和時代における京阪電車のフラッグシップ 8000系展」を訪れる〜その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



「くずはモール(大阪府枚方市)」内の京阪電車鉄道博物館「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」で開催されている「平成・令和時代における京阪電車のフラッグシップ 8000系展」を訪問した際の様子をお送りしています。展示より。



訪れたのは、会期はじまり直後の平日のこと。


まずは、京都府との境に近接する沿線の「樟葉駅(同)」真ん前にある会場の「くずはモール」に向かいます。最寄り駅からJRで「京橋駅(大阪市都島区)」にやって来ました。



激しい朝のラッシュは一段落、と思いきや、京都方面に向かう特急は、座席指定の「プレミアムカー」含めて満席状態。

今年は紅葉が遅かったですので、京都へ愛でに行く人々も多いのでしょう。


立ちっ放し20分ほどで「樟葉駅」に到着。
そう、京橋から乗車して来たのは、これから展示を拝見する主役の「8000系」なのでした。

現在は、この樟葉や枚方市、中書島や丹波橋といった中間駅に停車する特急。ですが、かつては京阪間はノンストップ運転でした。その頃に通学で毎日お世話になったのも「8000系」。また、項をあらためて触れたいと思います。



高架駅から改札とコンコースを抜けますと、駅前には広々とした空間。にぎやかなバスターミナルを右手に見て、その奥にあるのが「くずはモール」です。

京阪沿線では最大級のショッピングモールで、2005(平成17)年に、昭和40年代半ばから親しまれていた「くずはモール街」を建て替えて建設されました。



以降、増床を重ね、駅前の広大なな敷地に多数の専門店や百貨店が入っています。

3つに分かれているモール街のうち、いちばん西側の「ミドリノモール」に会場はあります。ちょうど開館の10時を回ったところでした。



さすがに平日ですし、まだがらがらの館内。
お、クレヨンしんちゃんの遊戯施設が出来るのですね。


その隣にあるのが「SANZEN-HIROBA」です。
2014(平成26)年、増床に合わせてオープンした京阪電車初の鉄道博物館。

今回の企画展のように、さまざなイベントが定期的に行われています。


この「SANZEN-HIROBA」の主というのが、向かって左側に鎮座する「初代3000系特急車」。「テレビカー」の愛称で長年にわたり親しまれていた名車で、開館時から保存されています。




ホームを模した展示台から、実際に車内に入ることが出来ます。1971(昭和46)年にデビューした当時の姿に復元されていて、昭和の京阪特急の雰囲気に浸れます。



そして、右側には「5000系」という車両のカットモデルも展示されています。側面に客用扉を5枚備え、朝ラッシュ時に大変な役割を果たした「日本初の多扉車」として知られていました。


2021(令和3)年9月に完全引退した後の2023(令和5)年4月、やはりデビュー当時の姿に復元されて、こちらの展示に加わっています。

2017(平成29)年2月、淀屋橋にて。折り返し準急に充当、5扉使用中の「5000系」。

こちらでの展示開始に訪問した記録は、こちらもどうぞ↑2023(令和5)年5月2日アップ。


それでは、さっそく企画展を拝見して行くことにします。楽しみです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。