みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。

とはいえど、終着の「氷見駅(同氷見市)」まで乗り通してもわずか30分弱。距離にして16.5kmほどという小さなローカル線ですが、富山に来たのならばぜひ再訪してみたかった路線なのでした。ヤフー乗り換えアプリより。
能登半島というと、金沢からJRも走っていることから石川のイメージが強いのですが。東半分はだいぶと富山に食い込んでいるのですね。なるほどと感心します。

ゆるゆると動き出すあたりがディーゼルカーならではですが、かつての北陸本線、あいの風とやま鉄道が離れて行きます。

クーラーの効いた車内に、扇風機が回る車内。そして、ディーゼルカーの心地良いエンジン音。ようやく、旅気分になって来ました。
乗客数が少ないローカル線では、単車(1両)単位で増結、解放をすることで需要に応じた輸送をしているあらわれがこれです。


市街地の単線を快調に進むのですが、行き違いのそれとはまた異なる、側線のある駅が続きます。背景に広々した敷地ですので、かつては貨物営業も盛んだったのでしょうね。

高岡から3つ目の「伏木駅(ふしきえき、同)」に10分ほどで到着。
かつてはロシア・ウラジオストクや苫小牧(北海道)に向かうフェリーが発着していたので、名前は知っていました。


この駅にも、側線が幾つも見て取れます。ただ
草生していて、現在は使用されていないのか。
かつては、ロシアはじめ各地からはるばる運ばれて来た貨物が、荷卸しされて全国に送られていた痕跡です。

海上輸送はなお盛んですが、鉄道貨物はすでにその役割を終えた、そこはかとなく寂しさを感じる構内。これはこれで雰囲気があります。
次回に続きます。
今日はこんなところです。