「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その76 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



佳境に入った旅の第2日目(2023年6月14日)。


念願だった「観光特急 あをによし」の指定を幸いに取ることが出来て「近鉄京都線」で京都へ向かっているところです。グーグル地図より。



「近鉄丹波橋駅(京都市伏見区)」を発車。
ほどなく「近鉄京都線」は少しずつ西方向へ向きを変えます。南区を南北に縦貫するような配線が採られています。


と、このあたりで雨が降り出しました。生駒山上遊園地ではどんより曇天、平城京跡では快晴。慌ただしい空です。



ラストスパートを駆ける高架線の左側から、東寺の五重塔が少しずつ近づいて来るのが印象的です。

真言宗の総本山としても知られていますが、世界遺産で国宝の、京都を代表する仏閣。立体交差する緑色の市バスも相まって、京都にやって来たなあと感じるものです。


最寄りの「東寺駅(同)」を通過。急行停車駅ですが、終着の「京都駅」まであとひとつ。




ここで右方向に急カーブ。「東海道新幹線」をくぐり、その北側に出るためです。


新幹線を越えて北側に出ると、在来線の「JR京都駅」にはさまれた場所を縫うように近鉄線路は敷かれています。

さながら、要塞のような駅ビル。もうすでに見慣れましたが、最初は度肝を抜かれました。


言うまでもありませんが、新幹線をはじめとして各路線が集結する、京都の一大玄関口です。



「関空特急はるか」に、221系の快速。おっ、205系が留め置かれています。「近鉄京都線」のライバル「JR奈良線」で活躍する各駅停車用の車両。

「阪和線」からやって来たものですが、貴重な旧国鉄時代からの車両になりました。


「近鉄京都駅」は、先ほどくぐった「東海道新幹線」の高架下に設けられている駅。従って、新幹線からの乗り換えは大変便利です。



定刻の14時25分に「近鉄京都駅(同下京区)」へ無事到着。



しかし、あの豪華なインテリアに、高級ホテルのようなソファ。35分の乗車では到底満喫出来るものではありませんでした(汗)



特に、テーブルランプもとても雰囲気あるもので、とても気に入りました。

気になって上から下から観察してしまうくらいでしたが、おらが街の町工場で作ってくれないだろうか、などと(苦笑)


降りるのがもったいないのですが、列車はさっさと奈良に折り返して行くダイヤです。

次回は、大阪難波を発着する便に乗りたいものです。それならば1時間以上は要しますので。「乗ることが目的になる列車」というものには得も知れぬ魅力があります。

次回に続きます。
今日はこんなところです。