大阪モノレール 延伸への道!その54〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2023年6月後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。




断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」について。



事業認可後、昨年からおらが街の一部ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。大阪モノレールホームページより。


「仮称・鴻池新田駅(市内西鴻池町)」が設置される予定になっているここは、東西に走る「JR学研都市線(片町線)」とモノレールが南北に直交するという場所。


「府道大阪中央環状線(中環)」と、並行する高架の「近畿自動車道(近畿道)」の間へ渡って来ました。ここも毎度の観察ポイントです。

道路幅が広いがゆえその上下線の間に設けられているいわば「中洲」。この隘間にモノレール本線が建設される予定になっています。


前回記事で観察して来た「寝屋川」をはさんでここから南側は、施工する業者さんが異なるのですが…こちらには、ついに支柱の骨組みが姿を現すという、大きな動きがありました。


昨年末から基礎工事に時間がかかっていた様子でしたが、まわりはきれいに整地済み。この様子でしたら、来月にはコンクリの柱に変貌していそうな感じです。


さて、前回の定点観測(2月)からは、気づけば4ヶ月ほどが経過していました。
サボっていた訳ではないのですが(苦笑)

趣向を変えまして、モノレールに直交することになるその期間の様子を、まさにこの地点を走るJR車内からご覧頂くことにします。



3月まで特に大きな動きがなかったのですが、4月にはクレーンが林立していました。

手前から(南側)から基礎工事の鋼材杭が打ち込まれていたよう。そこから5月の連休明け以降、周りの囲みが出来上がり…



そして、5月末から6月に入り、先ほど触れた支柱の鉄骨が少しずつ高さを増して来ました。

寝屋川を越えた先(北側)には、年明けにはすでに完工していた支柱が立ち並ぶのがよくわかるのですが、スペース的には川の南側、こちら側にはあと一、二本支柱を拵えるような。


まだ、土が盛られたままのところがこれから基礎工事の段になりましょうか。こちらの動向も気になるところです。

因みに左奥の、長い鉄塔に花弁の形をした建物は「三井アウトレットパーク 大阪鶴見(大阪市鶴見区)」。3月に閉鎖されてしまいました。



地元ローカルな話しですが、寝屋川を渡ったところからようやく、住宅地や工場、倉庫群などといった、おらが街の中核を貫くというのがこのあたり。

ですので、このような姿がこの先、市内へと進んで行くのかと想像しますと、年甲斐もなくわくわくします。


ところで今回は、定点観測のスタート場所からJR高架を越えた場所にも足を運んでみました。


くだんの、ブルーシートで保護された建設中の支柱が見えますが、JR高架を越えたこのあたりに「仮称・鴻池新田駅」が設置されることになっています。


まだ、こちらは手つかずのまま。

ただ、今月に入り中環沿いを流していますと、(ここから南側で)地盤調査をしています、という立て看板をいくつか見かけましたので、草木で溢れるこのあたりにも、近々手は入るのかも知れません。どないなるんでしょうね。



すでにホームページで公開されているイメージパースでは、3階建てだというこのような立派な駅がここに出来ることになっています。右側にちらっと見えているのは「JR学研都市線」。


とは言えど開業予定は2029年度。引き続き、気長に沿線の変貌を楽しみにしたいと思います。


建設予定地にも、間もなく夏がやって来ます。今日はこんなところです。