みなさんこんにちは。前回からの続きです。

いよいよ今日、最終回を迎えるNHK朝ドラ「舞いあがれ!」。最終週までの感想については、項をあらためて取り上げようと思っています。
「舞いあがれ!」劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを、最後に行おうという企画の続編をお送りします。


今回は市内の北中部、市役所に近い□周辺の探索をしているところ。ヤフー地図より。
「JR学研都市線 鴻池新田駅」から「近鉄バス」に乗り込んでのスタートです。

この一帯「大阪機械卸売団地(機械団地)」と呼ばれる地域です。
工業用機械を取り扱う会社、主人公・岩倉舞(福原遥さん)の実家で、特殊ねじを扱う工場や、その卸会社などが集積しているところ、ということを前回記事で触れました。

舞や、父・浩太(高橋克典さん)が特殊ねじを受注したことで、会社の窮地を脱するきっかけになったねじ卸会社「カワチ鋲螺(びょうら)」と、モデルになった「コノエ」さんを見つけました。
ここからは、それにまつわる経過を追ってみることにします。第16週「母と私の挑戦」編より。
「カワチ鋲螺」の営業担当者、森本(森本竜一さん)に、他社にはない高い技術はうちならではのメリットだと、切々と話しをします。


熱意は良くわかった。しかし、お願い出来る仕事はいまあらへんのですという森本に、舞は必死に食い下がります。
ここで、先ほどの青色壁の事業所、①から場所を移動。少し南に入った、この「機械団地」メインストリートにやって来ました。東に向いて→と望んだところ。
地図中②にはそのコノエさんの、別の事業所を発見。割りしに古い建物のようです。

舞が窓際で、森本さんに頭を下げて、必死に懇願するシーン。

先ほどのメインストリートから、ひとつ東の角に入ったところ。
背後がそのコノエさんですので、道路をはさんだ反対側、他社のもの。窓割りが同じですので実際に、ここで撮影は行われたようです。

さらに、違うカットから。舞と森本の背景には
また、特徴のある青っぽい建物が見えました。
そうなるとこういった角度になりましょうか。
道路をはさんだところは「トラックターミナル」という東部大阪の一大物流拠点。そのうちの「トナミ運輸」の物流センターでした。
そんな舞に、ふと森本さんはこのような一言を呟きます。生前の浩太も、同じように会社が苦境に陥った時、熱意でもって幾度も食い下がって来たことを。


その、浩太が足繁く「カワチ鋲螺」に足を運んだシーンから。やはり、背景はトナミさん。

これですね。大きな物流倉庫ですので、このあたりでは特に目立つもの。
ここまでの浩太と舞のシーンは、この位置関係だったことがわかります。

「すいません」と謝り、立ち去る森本。熱意虚しく舞は、複雑な心境で帰社するのですが…


なんと、薄型テレビに使用する特殊ねじの試作を森本から打診されます。これが、舞が自身で最初に獲得した仕事になりました。

浩太のくだりも記憶していたので、苦しんだ結果実り、良かったなあと安堵した場面でした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。