「西九州新幹線」長崎開業!新幹線「かもめ」デビュー | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。



NHK大阪「おはよう日本」2022(令和4)年9月23日放送より。

いよいよ「西九州新幹線」が開業しました。
「武雄温泉駅(佐賀県武雄市)」から、発車を待つ一番列車の様子を中継、トップでの扱いにその大きな話題を感じます。






「長崎駅」の一日駅長を務めたのは、地元・長崎出身、人気アイドルグループ・欅坂46元メンバーの長濱ねるさん。




いや、いいですねぇ。
新路線の開業というのは、このようにニュースを観るだけでも、なんというか、そのそわそわした雰囲気を、十二分に堪能出来るように感じます。
実際に乗車出来れば、なおのことですが(汗)


今回、開業したのは「武雄温泉(佐賀県武雄市)〜長崎間」の66kmあまり、現段階では「日本一短い新幹線」です。


最大の輸送目的地と言える「博多駅」にはつながっていない小規模な路線ですが、終端の「武雄温泉駅」で在来線のリレー特急と接続しているため、新幹線の行先が「博多」となっているのにはなかなか興味深いものがあります。



ところで、新幹線の開業で影響を受ける事例についても、取り上げられていました。
博多・長崎間を結ぶ、在来線特急「かもめ」が経由していた「肥前鹿島駅(同鹿島市)」。



「西九州新幹線」のルートから外れたことからこれまで、乗り換えなしで博多や佐賀へアクセス出来た在来線特急の本数が3分の1程度に減少するとのこと。大きな打撃だと察します。



博多駅に至る「九州新幹線」に「新鳥栖駅(同鳥栖市)」で接続することが出来ない形での開業になったことには、新幹線の開業で、この例のように、並行する在来線の利便性が大きく損なわれることが、大きな要因としてあります。



華々しい開業は歓迎すべきことだとは思うのですが、同様の事例というのは、現在延伸工事が進められている「北海道新幹線」や「北陸新幹線」でもクローズアップされていることです。

特に前者の例では、並行在来線の「函館本線」が100km以上にわたって廃線になることが決まってしまっています。


そういった、難しい問題が山積していることが窺い知れるのですが、国家の骨格を為していると表現しても決して過言ではない鉄路のネットワークですし、これら諸問題を真剣に論議する時が来ているのかも知れません。

開業の祝賀ムードに水を差すつもりは毛頭ありませんが、こういった明暗も、見逃してはならないことなのではないかと感じます。
便利になることはとても良いことなのですが。

今日はこんなところです。