【再編集UP】阪和電気鉄道 昭和初期の面影「企画展 昭和の一大観光地砂川」と「砂川奇勝」その11 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(2018年5月18日分を再編集・再掲)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「泉南市埋蔵文化センター」で開催されている、当地、大阪府泉南市にあった「砂川遊園・砂川奇勝」をテーマに取り上げた「企画展 昭和の一大観光地砂川」を拝見して来たところです。

 

 

 

さまざまな形状をした真っ白い砂地の岩肌がどこまでも続く、実に独特な光景。これが「砂川奇勝(すながわきしょう)」です。

 

 

現在では住宅地として開発され、その姿を見ることが出来なくなった…ということですが、

先ほどお邪魔した「文化財センター」の学芸員さんから、いまもその一部が「砂川公園」として遺されているのだとのことをお聞きしました。


頂いた観光地図にも、しっかりとその名の「砂川奇勝」が記されています。

 

 

そういうことで、かつて「砂川遊園・砂川奇勝」へ向かう行楽客が通った道のりをたどりながら、その「砂川公園」へ向かうことにしました。


 

「JR阪和線 和泉砂川駅(同)」の東口を出ると、ほどなく坂道にかかって来ます。

 

 

 

緩い坂道が間断なく続きます。グーグルマップを見ながら向かっているのですが、大きなお宅と沿道の緑の多さとが印象的です。

 

 

かつては、森の中の小径を進んで遊園へと向かっていたのでしょうか。

 

 

10分ほど坂道を登って行きますと、この大きなため池のほとりに出ました。

いまは灌漑用に用いられているようですが、遊園があった頃には「ボート池」だったものと思しきものです。

 

 

他にもいくつかため池があり、それに挟まれたところを進んで行きます。

 

 

マンションの向こうには、関西空港へ向かう海上連絡橋もちらと見えます。

駅からは割と標高の高いところまでやって来たようです。

 

 

アップダウンのある住宅街の中の道のりを15分ほど進むと、「府道大阪和泉泉南線(府道30号線)」に出ます。

交通量はそんなに多い感じではない道路です。

 

 

これを渡ったところ、こんな狭い階段をグーグルマップが示していました…

遊園のあった当時はこれがメインルートではなかったのでしょうが。

 

 

真夏を感じるような暑さの中、この階段を下ります。しかし、ここまで大変閑静なところです。

 

 

 

再び、住宅街に出ました。

これは、地図がないと迷います。ここから5分ほど、都合、駅から25分ほど歩きますと…

 

 

住宅街の中に、突如フェンスで仕切られた「公園」を見つけました。スマホのグーグルマップも、ここが「目的地」を示しています。

 

 

どうやら、ここが「奇勝」の一部が、現在も遺されているという、くだんの「砂川公園」のようです。

静かな公園です。では、さっそく入ってみることにするのですが…

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。