【再UP】JR北海道 全線完乗への道!その33~「札沼線 新十津川ー北海道医療大学前間」が廃止② | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(2016年7月11日アップ分を再編・再掲)

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

表題の旅は最終日、第3日目となりました。

 

この日の出発は「滝川駅(たきかわえき、空知管内滝川市)」なのですが…

 

 

やって来たのは、JR滝川駅に隣接しているこの「中央バス滝川ターミナル」です。

ということで、最終日の一本目はここからバス移動することにしています。

 

「乗り鉄の旅」なのですが、ここでバスを用います。しかし、どこへ行くのかと言いますと…

 

 

滝川駅周辺の地図を見てみますと、石狩川をわたった先にももう一本線路が敷かれていることがわかります。

このあと、「新十津川駅(しんとつかわえき、空知管内新十津川町)」から発着している「札沼線(さっしょうせん)」という路線に乗車するのですが、実はこの路線を行程に組み込むのが、今回の旅で最も頭を悩ませたことでもありました。

 

また、今春のダイヤ改正で「あることで全国的に注目されるようになった路線」で、それがここ滝川で前泊したことに大きく関係することでもあるのですが、それについては「新十津川」に到着してから詳述したいと思います。

 

 

ということで、ここからは「石狩川」を越えて「新十津川」へと向かうことにしています。

 

バスターミナル内の待合所ですが、地元の方と思しき人々が目立ちます。

わたしのような物見風の客がいっさい見られないことに気づくのですが、そういえば今日は月曜日でした。

 

 

ここ「滝川」は、道内随一の穀倉地帯である「空知平野」の中央付近に位置していまして、「札幌・旭川」という大都市の中間部に位置しているということで、古くから発達して来た土地柄だといいます。

 

「函館本線」という「大動脈」に対し、その各駅から毛細血管のようにバス路線が分岐している様子が伺い知れます。

 

 

バスターミナルにあった「バス路線図」ですが…

 

 

結構な数の路線が張り巡らされています。

これから向かう「新十津川」ですが、停留所の数で言いますと10もないようで、思った以上に近接していることがわかります。

 

 

まだ時間があるので、バス乗り場(プラットフォームでしょうか)に入ってみました。

ちょうど、発着の間だったようでがらんどうとしています。

 

 

構内は実に広々としていまして、各方面ごとに乗り場が割り振られています。

この形式は全国各地のバスターミナルで見られるものですが、遭遇する度にわかりやすいものだなと感心します。

 

二つ向こうの「③」乗り場には「高速 札幌方面」の文字が見えますが…

 

 

その「高速 札幌ゆき」が入って来ました。

待合所で待機していた乗客がどっと出て来まして、次々とバスに乗り込んで行きます。

 

 

そういえば、待合所にその広告がありました。

「83分/1,340円 滝川⇔札幌」と大書きされている通り、ここから「札幌」までは1時間半ほどで到達出来るところです。

 

今回の旅は「新千歳空港」に降り立ってのち、道内最大の都市・札幌からひたすら離れる行程で移動するということをしていたのですが、最終日にして、ようやくその札幌へと向かうことにしています。不思議な感じがします。

ですが、今日もあちこち寄り道しながらの行程になりそうです。

 

 

さて、乗車する「新十津川役場ゆき」はこの「①乗り場」からの発車でした。

先ほどの「高速 札幌ゆき」がほぼ満席で発車したのち、構内はまた閑散とした雰囲気に戻ります。

 

 

ところで、地方の旅をしていますと、思わず目が行ってしまうのがその土地ならではの「広告看板」でしょうか。

 

観察していてとても興味深いものなのですが、こちらも例外ではなく、「お米」のものと昨晩、おいしく頂いた「松尾ジンギスカン」のそれがありました。


ここ「滝川」をはじめとした「中空知地域」は、明治の開拓初期から厳しい自然環境の中、米作が繰り返し試みられ、現在は「道内随一の大穀倉地帯」となっているとのこと。

そういえば、先ほどホテルで摂った朝食の米飯、大変おいしかったように思います。

 

 

そうこうしているうちに、「新十津川役場前」ゆきが到着、これに乗車します。

乗客はわたしを含め3名ほどで、のんびりとした雰囲気のもと出発しました。

 

 

最終日の旅がはじまりました。果たして、今日はどんな一日になるのでしょうか。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。