JR西日本 全線完乗への道!その21~ついに全線開業!「おおさか東線」初日の沿線を巡る その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先日、16日についに全線開業した「JRおおさか東線」の初日、沿線を巡った際の様子をお送りしています。
 
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あらたに開業した区間は、記念すべき一番列車で「放出駅(はなてんえき、大阪市鶴見区)」から乗車して来ました。
今度は、路線の北の終起点となった「新大阪駅(大阪市淀川区)」から折り返して放出方面へ、あらたに開業した各駅を下車しながら進んでいます。
 
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起点の「新大阪駅」から並走していた「JR京都線」と別れたところにある、急カーブが印象的だった「南吹田駅(大阪府吹田市)」を発車。
この駅に到着する前に渡った「神崎川(かんざきがわ)」を再び渡り、大阪市域へ戻ります。
 
「新大阪駅」からまずは東へ向かっていたのが、分岐して一気に進行方向を南に変えるため、同じ川をさほど距離の離れていない地点で再び渡るという珍しい路線の敷き方がなされています。
 
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「神崎川」を渡ると、路線は一直線で高架線路を進んで行きます。
ここで「東海道新幹線」をくぐります。
 
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そこからしばらくすると、眼下に複線の線路が見えて来ます。
 
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そんな中、なにやら、工事さ中の大きな高架の躯体が姿を現しました。
 
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そしてさらにもう一線、別の線路をくぐります。
 
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車窓から見る限り、かなり大規模な工事がなされているようですが…
 
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到着したのは「JR淡路駅(大阪市淀川区)」です。
 
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こちらでも、ホームではカメラの放列でいっぱいでした。
 
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先ほどの「南吹田駅」とは大きく異なり、線路、ホームとも直線区間に設けられています。「対向式ホーム(線路二線に対し、その外側にホームが二面設けられている)」の構造は同じものです。
 
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このホームから、新大阪方向を望む。先ほどくぐった高架橋を「東海道新幹線」が走り抜けて行くところでした。
 
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ホーム新大阪方、その先端部にやって来ました。
駅の到着直前、工事中の大きな高架の躯体が見られたところですが…
 
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眼下には、マルーンの「阪急電車」が走っています。
さらに手前にだけではなく、高架躯体の向こうにも線路が見えます。
 
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この駅にも、先ほどの「南吹田駅」にあったデジタル地図が設置されていました。これで以って確認してみますと…
 
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新駅「JR淡路」に隣接して「阪急淡路駅」があります。
これらの駅の間は数百メートル、住宅街や商店街を抜けて「乗換駅」になっています。さらに「阪急淡路駅」には「特急」も停車するので(「通勤特急」は通過)、「おおさか東線」からの乗り換えで、京都・千里方面への利便性は格段に向上することが期待されています。
 
地図を拡大しますと、その阪急の側では「京都線」と「千里線(せんりせん)」がこの駅で分岐しており、その付け根付近をJR線路がまたいでいるのがわかります(地図中、青い□の部分)。
 
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現在、阪急側では「京都線」「千里線」ともに「おおさか東線」の真下をくぐっている配線なのですが、将来的にはどちらも重層立体化され、逆に阪急が「おおさか東線」をまたぐようになります。
 
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この2線が交差する「淡路駅」ですが、それゆえに重層立体化工事は長期間に及んでいます。毎度おなじみ「Wikipedia #阪急淡路駅」から拾ってみますと…

阪急京都線・千里線連続立体交差事業

 
建設中の千里線高架区間(2012年12月撮影)
阪急京都本線3.3km(崇禅寺駅付近 - 上新庄駅付近)と阪急千里線3.8km(柴島駅付近 -吹田駅付近)を高架にして、当駅における京都線と千里線の平面交差を解消し、17箇所の踏切を除去する事業である。事業主体は大阪市で、2008年(平成20年)9月から工事に着手している。2024年度末に高架切替予定。
新駅舎は4階建てで、現在の駅より若干南東側に移動する。駅の構造は、2階が改札とコンコース、3階が上りホーム、4階が下りホームとなる。これにより京都本線と千里線は立体交差化されダイヤ上のネックも解消される。駅は既存の2つの路線の他、駅のすぐ北側で築堤になっているJRのおおさか東線と立体交差する必要があるため、駅舎は近年に同様の構造で高架化された京急蒲田駅の24mを超える約30mの高さになる。
主たる区間において、既存線を仮線に移動した土地に高架線を構築するのではなく、既存線を跨ぐ構造の「直上高架方式」が採られている。
この事業に関連して、大阪市では駅の主に東側周辺で土地区画整理事業を進めている。これは駅周辺に密集した老朽木造建物や狭い道路が多く防災上問題があったため、駅の高架事業を機に周辺を区画整理し、駅前に相応しい街と道路を整備するものである。

なるほど…2024年度末完成予定ということは、まだまだ時間がかかりそうです。
しかし、箱根駅伝で有名だったあの踏切を解消した、通称「蒲田要塞」こと「京急蒲田駅」よりさらに重層化されるのですね。
こちらの工事の進捗具合も楽しみなところです。
 
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それでは、改札を出てみることにします。
 
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この時間帯でも、列車は上下とも概ね15分おきにやって来ます。
これは、平日・休日ダイヤともに同じ列車本数の設定です。
 
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改札を出たところでは、こちらでも「駅開業式典」の準備が着々と進んでいました。どうやら、各駅で行われているもののようです。
 
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こちらが駅舎全景。左手方向を見ますと…
 
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真新しい高架線の向こうに「阪急電車」が通過して行くところでした。
JRと阪急の位置関係がよくわかります。
 
乗換駅の「阪急淡路駅」は、この画像左側、住宅街や商店街を抜けて5~10分ほど歩いたところにあります。これですと、乗り換えも至便ですね。
 
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ホームに戻りますと、ちょうど反対方向の「新大阪ゆき」が入線して来るところでした。
 
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この編成には、すでに開業している「おおさか東線」の南区間の終起点駅「久宝寺駅」のある「八尾市制施工70周年記念事業」を期しての、全線開業を記念する特製ヘッドマークが掲出されていました。
ちなみに、こちらのデザインは一般公募で選ばれたものだとのこと。
 
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その横に到着した「久宝寺ゆき」で、次の「城北公園通駅」へ向かいます。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。