おおさか東線延伸区間の試運転が進む新大阪駅を見に行く 2019年2月編 中編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

いよいよ、来月16日に延伸開業の迫った「おおさか東線」の話題をお送りしています。
 
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「東大阪市政だより」平成31年2月1日号 2面より。
 
やって来ているのは、今回の延伸開業であらたに路線の北の始発駅になる「新大阪駅(大阪市淀川区)」です。
 
ご覧の通り、大阪駅からは淀川を渡ったところにあるのが「新大阪駅」。
大阪市内にありながら、中心地から外れた場所に位置しているがゆえ、アクセスにはやや不便な印象を受けるのですが、この路線の開業で、乗り換えの手間が大きく省かれダイレクトにアクセス出来るというのが大きなウリだと言えます。
 
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さて、多くの乗客でごった返すここ「新大阪駅」。
在来線から新幹線への乗り換え改札から回れ右しますと…
 
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「1・2番のりば」があります。「おおさか東線」はこのホームから発着することになっています。都合「新幹線からいちばん近いホーム」ということで、その開業の意味合いも大きいものだとも感じます。
 
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ところで、隣の「1番のりば」は関西空港・南紀方面から京都方面へ向かう特急「はるか」や「くろしお」が発着しています。
 
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ここから京都まで、これらの有料特急に乗車する人はそうそう居ないので、現在ではほぼ「降車専用ホーム」という趣きを呈しています。
 
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ただ「おおさか東線」開業後は、このホームで折り返しがなされることになるので、またあらたな人の流れが出来ることになります。
 
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それでは、さっそくその「1・2番のりば」へ降りてみます。
 
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ホームの駅名標。左隣がいきなり環状線の「にしくじょう(西九条、同此花区)」になっていますが、このホームからでも「西九条駅」に停車する南紀方面へ向かう特急「くろしお」の発着に対応しているがためです。
現在、南紀方面への特急列車は、隣の3番のりばが主に使用されています。
 
この駅名標は「おおさか東線」仕様にはまだなっていないので、開業までには取り替えられることになるのでしょうか。
 
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こちらでもあれこれ観察。柱の駅名標も「おおさか東線」ラインカラーの「ブルーグレー」にあしらわれています。
 
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発車案内標を見てみますと「はるか」「くろしお」のみです。
これらの特急列車が到着する際には、多数の降車客でいっぱいになりますが
それ以外では閑散としています。
 
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隣の「おおさか東線」が発着する「2番のりば」のもの。
試運転が行われている現在は「回送」の表示ばかりですが、開業後は、日中は15分おきの運転が行われることになっています。
ちょうど、列車がやって来るようです。
 
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身をくねらせながら、見慣れたウグイス色の「201系」電車がやって来ました。
 
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隣の「3番のりば」に、頃合い良く?到着したばかりの関西空港ゆき、特急「はるか」と並ぼうというところ。いや~、これらの並びが実現するとは…
いやはや、カメラを構えながらいささか興奮状態です。
 
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試運転列車が「2番のりば」に到着。
 
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こないだ訪問した「鴫野駅(しぎのえき、同城東区)」でも目にした「試運転」の文字が実に新鮮です。
 
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駅名標と取り合わせてみますと、こちらも実に新鮮な光景です。
繰り返しですが、このウグイス色の「201系」が本当に「新大阪駅」へとやって来ているのだなと、目の前の光景に対して感慨にふけってしまいます。
 
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ここ「新大阪駅」では、すでに内外装の工事は完成している様子でした。
足元の乗車位置案内も、ラインカラー「ブルーグレー」のものになっています。
 
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試運転は実際のダイヤに合わせたもののようで、しばらく停車して折り返しを待つようです。
そういったことで、今度は隣の「3番のりば」へ移動してみることにします。
 
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こちらからでも、試運転列車はよく観察出来ます。
ちょうど、隣の「1番のりば」に特急「はるか」が到着したところでした。
大きなスーツケースを持った観光客が、どっと下車して行きます。
 
開業後は、関西空港や南紀方面からの特急列車を降りると、同一ホーム上での移動で「おおさか東線」へと乗り換えが出来ます。新幹線からいちばん近いホームであることに加えて、これは本当に便利になりますね。
 
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折り返しは5~6分ほどだったでしょうか。
当面の試運転区間の終着、「放出駅(はなてんえき、同鶴見区)」へ向けて列車は発車して行きました。試運転区間を運転した後は、その「放出駅」から実際の営業列車として、すでに営業している「久宝寺駅(大阪府八尾市)」まで運転されています。
 
それでは、もう少しこの「新大阪駅」の様子を観察して行きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。