阪和電気鉄道 昭和初期の面影 その41 「企画展 昭和の一大観光地砂川」と「砂川遊園・砂川奇勝」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「泉南市埋蔵文化センター」で開催されている、当地、泉南にあった「砂川遊園・砂川奇勝」をテーマに取り上げた「企画展 昭和の一大観光地砂川」を拝見して来たところです。

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センターをあとに、やって来たのは「和泉砂川駅(同)」です。

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さまざまな形状をした真っ白い砂地の岩肌がどこまでも続く、実に独特な光景。これが「砂川奇勝」です。

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文化財センターの学芸員の方によると、いまもその一部が「砂川公園」として遺されているのだとのこと。そこで頂いた観光地図にも、しっかりとその名が記されていました。いや、これはぜひ拝見してみたいものです。

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そういうことで、かつて「砂川遊園・砂川奇勝」へ向かう行楽客が通った道のりをたどりながら、その「砂川公園」へ向かうことにしました。
「和泉砂川駅」の東口を出ると、ほどなく坂道にかかって来ます。

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緩い坂道が間断なく続きます。グーグルマップを見ながら向かっているのですが、大きなお宅と沿道の緑の多さとが印象的です。

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かつては、森の中の小径を進んで遊園へと向かっていたのでしょうか。

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10分ほど坂道を登って行きますと、この大きなため池のほとりに出ました。
いまは灌漑用に用いられているようですが、遊園があった頃には「ボート池」だったものと思しきものです。

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他にもため池があり、それに挟まれたところを進んで行きます。

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マンションの向こうには、関西空港へ向かう海上連絡橋もちらと見えます。
駅からはさほど勾配を登った感じはしないのですが、割と標高の高いところまでやって来たようです。

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アップダウンのある住宅街の中の道のりを進み「府道大阪和泉泉南線(府道30号線)」に出ます。交通量はそんなに多い感じではない道路です。

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これを渡ったところ、こんな狭い階段をグーグルマップが示していました…
遊園のあった当時はこれがメインルートではなかったのでしょうが。

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真夏を感じるような暑さの中、この階段を下ります。

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再び、住宅街に出ました。これは、地図がないと迷います。
ここから5分ほど、都合、駅から20分ほど歩きますと…

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住宅街の中に、フェンスで仕切られた「公園」を見つけました。
スマホのグーグルマップも、ここが「目的地」を示しています。

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どうやら、ここがくだんの「砂川公園」のようです。静かな公園です。
では、さっそく入ってみることにするのですが…

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広場の大きな樹木の向こうに、なにやら、白い砂で出来た丘のようなものが見えます。

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これがどうやら現在に遺された「砂川奇勝」の入り口のようです。
これだけを見ると、なんの変哲もない起伏のある公園のようなのですが…

次回に続きます。
今日はこんなところです。