JR北海道 全線完乗への道!その14 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
表題の旅、第1日目の様子をお送りしています。

イメージ 1

少しずつ陽が傾きはじめた「岩見沢駅(いわみざわえき、空知管内岩見沢駅)」です。ここからは「函館本線」で東へ、道央の「旭川(あさひかわ)」へと向かいます。

イメージ 17

「交通新聞社 道内時刻表 平成28年5月号」より。

「岩見沢駅」をはさんだ「函館本線」は、「JR北海道」の中でも最重要路線として位置付けられており、札幌方面と「旭川」、またそれより向こうの「網走」や「稚内」への特急列車など、多数の列車が運転されている区間です。
それに対し、普通列車はこの駅から西、つまり札幌方面にはその特急列車同様に本数が増えて行くのですが、運転系統はこの駅で分割されており、これから向かう旭川方面の列車はぐんと本数が減ってしまいます。

乗車したこの「普通 旭川ゆき」、日中は「実に2時間も運転間隔が空いてしまう」という状況でした。

イメージ 2

ですが、「高規格の路線ならでは」と言いますか、普通列車にも関わらず実に快速に飛ばして行きます。ここからも、車窓風景を中心にお送りしたいと思います。

茶志内(ちゃしない、空知管内美唄市)にて。

イメージ 3

降雪対策が施された、平面状の屋根の駅舎が特徴的です。豊沼駅にて。

イメージ 4

またもや別の路線が近づいて来ました。「根室本線(ねむろほんせん)」です。

イメージ 18

広域図です。「滝川駅(たきかわえき、空知管内滝川市)」から東へ分岐、富良野・十勝方面へと向かっている路線です。
こちらについては、また後日の記事で詳述します(お楽しみということで…)。

イメージ 5

「滝川駅」を出ますと、広大な「空知平野」、それも田園の中をひた走ります。
このあたりは「中空知地域」と呼ばれるところで、道内随一の稲作地帯だそうです。

イメージ 6

夕陽が徐々に強くなって来ました。またも眠くなって来ます(笑)

イメージ 7

先ほど乗車した「室蘭本線」でも、駅に停車するたびに静寂が訪れる…ということがあり、その情景はこちらでも同様だったのですが、ひとたび走り出すとかなり飛ばし、そして停車…という繰り返しなので、その格差の大きさ?を感じます。江部乙にて。

イメージ 8

車内はこのような感じ。学校帰りの学生がちらほらと乗車し、数駅で下車していく
という状況でした。のんびりしています。

イメージ 9

「深川駅(ふかがわえき、空知管内深川市)」に到着。
こちらの駅ホームも武骨な感じですが、それに加えてやはり北海道独特の、ホーロー駅名標(と「サッポロビール」広告)がいいアクセントです。この駅についても後日、詳述したいと思います。

イメージ 10

イメージ 11

「深川駅」を発車。車窓に広がっていた「空知平野」はこのあたりが最北部ということで、ここからは「空知管内」と「上川管内(かみかわかんない)」の境界に位置する山岳部に入り、車窓が徐々に変化して行きます。

イメージ 12

難所の「神居古潭(カムイコタン)」を長いトンネルを抜けると、いよいよ「上川管内」に入りました。「旭川」はもうすぐです。

イメージ 13

イメージ 16

午後5時をちょっと過ぎたころに終着の「旭川駅(あさひかわえき、上川管内旭川市
)」に到着しました。大都会の様相です。

イメージ 14

この駅、高架駅なのですがまるで美術館のようです。先ほどの「岩見沢駅」もそうですが、まるで駅ではないような建築デザインに驚かされます。

イメージ 15

ところで、「岩見沢駅」からここまでの所要時間は普通列車で「1時間20分ほど」だったのですが、時刻表を繰ってみますと特急列車でも「1時間強」と、あまり差がありません。

先ほども述べましたが、「普通列車でも実に快速に走ることが出来る高規格の路線である」ということ、「駅と駅との間が長い」、ということもその要因として挙げられるのではないかと思います。そういったことで、心地よい乗車でした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。