陶器の街「尾張瀬戸」をぶらり散策 その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。
「瀬戸物」発祥の地、「尾張瀬戸(おわりせと、愛知県瀬戸市)」を散策しています。

市内にさまざまある観光スポットの中で、中核をなす「瀬戸蔵ミュージアム」という資料館を観覧しています。その館内の様子を続けてお送りしたいと思います。

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展示はさまざまあったのですが、その中で気になったものを少しご紹介します。
まずはこちら「昭和30年代の瀬戸物屋」を再現したもの。

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店先にうずたかく、雑然と積まれた陶器に圧倒されるのですが、確かに幼少の頃、このようなお店へ連れられた記憶があります。どことなく懐かしい感を受けました。

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建物の奥に進みますとこのような装飾がありました。

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上から見下ろしますと「お内裏様とお雛様」でした。
やはり、すべて「陶器」だそうですが「さまざまな色彩があるのだな」と感心します。
その他にも、「瀬戸物」をはじめ「芸術作品」ともいえる「陶磁器」が和洋問わずたくさん展示されていたりして、大変興味深く拝見して来ました。

「瀬戸蔵ミュージアム」の観覧を終えますと、すでに午後1時を回っていたので同じ建物内にあったレストラン「蔵所(くらしょ)」で昼食を摂ることにしました。

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いま人気の「名古屋めし」のメニューが豊富だったのでさんざん迷ったのですが、この「ミニみそかつ+ミニきしめんセット」を頼みました(1,250円)。

大変おいしく頂いたのですが、この画像、右の「きしめん」の器は「持ち帰り自由」だとのこと。驚いたのですが、ありがたく頂戴して帰りました。いい記念になります。

【参考】Yahoo!ロコ 「蔵所(くらしょ)」

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さて、この「瀬戸蔵」の建物には、「窯」を模したものでしょうか「大きな煙突状の塔」が併設されています。「赤い○部分」には「展望台」があるということで、最後にこちらへと登ってみることにしました。

途中まではエレベーター、そこから2~3階分は階段で登る構造なのですが…
運動不足を反省した次第です(笑)

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展望台に到着しました!

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塔の東方向です。真ん中に流れるのは「瀬戸川」。
この川に沿ってたくさんの「瀬戸物」の店が並んでいました。

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少し拡大してみます。正面のガラス張りの建物は「パルティ瀬戸」という施設なのですが、その左側には「名鉄尾張瀬戸駅」が見えます。

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「尾張瀬戸駅」へと戻って来ました。ここからは名古屋都心へと向かいます。

この駅が終着駅の「名鉄瀬戸線」は、かつては先ほど来取り上げております名産「瀬戸焼」を輸送するために建設された、という歴史があるそうですが、今日では「近代的な都市型路線」として多くの利用があります。

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電車は頻繁にやって来ます。さっそく乗車しました。

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「尾張瀬戸駅」から40分ほど、名古屋都心の「栄町駅(さかえまちえき、名古屋市東区)」に到着。やはりというか、到着時に車内は満員に近い状態でした。

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駅構内を少し散策してみます。
「終着駅まで先着」とは、都市から郊外へと延びる鉄道ではあまり例がない運転形態のように思えるのですが、これはわかりやすいですね。

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こちらは「栄町駅」にあった「名鉄瀬戸線沿線地図」です。

今回の「ぶらり旅」で立ち寄った場所、「愛・地球博 瀬戸会場跡」(白い☆印)「尾張瀬戸」(赤い☆印)、そしてここ「栄町駅」(茶色☆印)…の立地はこのような感じでした。

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地上に出ますと、すぐ目の前に名物「テレビ塔」が建っていました。
実に「名古屋に来たな」と感じる光景ですね。

この後は往路と同じく「近鉄特急」で帰阪しました。

今回は「11年振りの愛・地球博(愛知万博)訪問」が主目的で、当時を偲ばせるものがたくさんあり感慨にふけってしまうことの連続だったのですが、その会場周辺にはこのように古くから「粘土」や「森林」などの資源が豊かで、それゆえに「陶器生産」が盛んになった、という歴史背景を垣間見ることが出来、大変勉強になった次第です。

おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。