親がやりたい!?「キッザニア甲子園」訪問記 後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「職業体験型施設」として人気の「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)を訪問しています。さて、次の体験ですが・・・

「子供だけやのうて、親にもやらせてえな!」
と叫んでしまいそうなものです。

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それがこちらです。

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リアルに再現された「運転台」。

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「シュミレーション機械」も実に精巧です。

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しかのみならず、列車側面をはじめとして、車体もそっくりそのまま再現されているように感じます。

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そう、こちらは「鉄道乗務員」、「運転士と車掌体験」が出来るコーナーです。

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主題となっているのは、この「甲子園」を走る「阪神電車(はんしんでんしゃ)」。
「1000系」という形式の車両を模した「シュミレーション」です。

実は、この「阪神電車シュミレーション体験」なのですが、この「キッザニア甲子園」が出来た時から、気になって仕方がないものでした。
施設の性格上、大人は体験出来ないのはじゅうぶん承知していたのですが「自分が出来ないのであれば子供に・・・」ともくろんでいました(笑)

しかしわが娘、わたしからの「鉄道に関する教育」が及ばなかったようで(笑)
特段、というかそんなにと言うか、そちら方面には興味を示しません。
ただ、この「シュミレーター」を目にして「やってみたい」と言ってくれました。

決して、わたしが「無理強い」した訳ではございません(笑)

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それはさておき体験がはじまりました。
まずは「運転所での確認作業」から。

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事業所内には「綱領」と書かれた「三箇条」が掲出されていました。
これは、この「阪神電車」のみならず、全国の鉄道事業者の間で「遵守する必須の項目」なのだそうです。

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これを唱和した後、「車掌体験」をする娘たちは助役さんからレクチャーを受けます。

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「車掌さんが使用するスイッチ類」が設置されていて、「扉の開閉」「車内アナウンス」「乗務員間の連絡ベル」などの操作方を学んでいました。

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10分ほどの「レクチャー」の後、いよいよ「乗務」です。
ペアとなった「運転士役」の子と一緒に、助役さんの誘導で乗務列車へ向かいます。

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「乗務員室」に収まりました。まずは、スイッチ類の確認から。

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「車掌乗務」の場合には、この「駅ホームに設置されている監視カメラモニター」を見ながら行うようです。実際のものと異なるのは、発車した後は、「車掌さんの視点から見た、沿線風景が映し出される」というところでしょうか。しかし、よく出来ています。

さて、いよいよ「乗務開始」。「野田駅(のだえき、大阪市福島区)」から「尼崎駅(あまがさきえき、兵庫県尼崎市)」まで、「普通列車」での乗務です。

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乗降を確認。

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発車すると「車内アナウンス」。これは「マニュアル」があるようで、ちらちら見ながらやっておりました。

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「閉扉」の際には「連絡ベル」で運転士に合図を送ります。
「阪神電車」では「チリン」と鳴りますが、この「1000系」が直通する「近鉄電車」では「チン」と鳴ります。実車ではその「ベル音の切り替え」が出来るようになっています。

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そして、発車するとホームの安全確認。なかなか忙しそうな様子です。

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時折、助役のおねいさんが声をかけて回られます。やさしいですね。

結局、「乗務」はつつがなく終了しました。
肝心の娘ですが、「意外に楽しかった」とのこと。いやいや、「意外」って・・・

わたしは「絶対楽しいだろう」と思うのですが(笑)

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さて、そんなこんなで、さまざまな体験をさせて頂きました。
「一日ですべてを体験する」、ということはおそらく難しいようですので、次回はしっかり予定を立てて連れてやりたいと思います。

優柔不断な娘なものですから・・・

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最後にですが、この「キッザニア甲子園」の近隣には、こんな「ローソン」の店舗がありました。「阪神甲子園球場」が近いということで、見事に「トラ柄」ですね。
ちょっと圧倒されました。

いや、しかしこの「キッザニア甲子園」、「子供がさまざまな職業を体験出来る」ということ以上に、「労働の対価として施設内で使用出来る報酬を受け取れる」、という仕組みがあることに大変驚かされました。

確かに、「労働しないと報酬は得られない」ですし、その中で「お金を稼ぐことの大切さ」と「仕事をすることの意義」と言ったことを経験出来る、ということは大きいことだと思います。

いろいろ考えさせられます(笑)

今日はこんなところです。