みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
桜舞い散る2005年の4月上旬、二度目の「愛・地球博」にやって来ています。
今回の訪問は、ヨーロッパ各国が集う「グローバル・コモン3・4」が中心です。

今日は「ポルトガル館」からです。

「遠い異国」という趣のあるヨーロッパ諸国の中で、親近感を覚える国の一つだと
称される「ポルトガル」です。
江戸時代の「鎖国政策」でも、長崎で「出島貿易」を行っていて、数少ない世界との窓口役を果たしていた、ということは有名ですね。
パビリオン内の展示でも、その「日本とのつながり」についての記述が主でした。
では、観覧記です。
○ポルトガル館
(初来館)05/04/11
(形式)映像誘導観覧・展示自由観覧
(待ち時間)約5分
(また来たい度)☆☆☆☆
(対象)万人
(来館困難度)自身:★★ 一般:★★
(内容)☆☆☆☆
(ハード面)☆☆☆
(総合評価)☆☆☆☆
入場後、展示ホールまでに受付でポルトガルに関する映像観覧がある
(リスボン、ユーラシア大陸最西端のロカ岬、鎖国時代の貿易など)。
ホール内はやはり日本とポルトガルの関係についての展示が中心と言える。
火縄銃の展示や、日本語になってポルトガル語のパネルなどが目に付く。
ここで目立つのは、特産のコルク展示であろうかと思う。
成長がすこぶる早いので「環境に優しい」という説明であった。また、実際に
コルクの原木を触ることが出来る。
出口付近にショップと現地ビールを味わえるスタンドがある。

続いては、「コモン4」の端にある「ポーランド館」です。
竹製の弁当箱のようです(笑)

入館して、まず「ポーランド」に関するイメージ映像の観覧です。
「ポーランド」とは、「平地の国」という意味があるのであそうですが、そのせいか、
どうも国名を聞いても特徴がピンと来ない国の一つでもあったのですが、大作曲家
「ショパン」と「岩塩」で有名だそうです。
映像観覧が終了し、ホール後方のエレベーターを下ると…

寒々しい、けれどなんだか不思議な空間に出ました。
4月も上旬なのですが、ひやっとした空気です。

さきほども述べましたが、ポーランド名物の「岩塩採掘」の坑道を再現したものだ
とのこと。
ところで、ここ数日全国的にめちゃ寒いのに、よけい寒い風景ですよね(^^ゞ

坑道の中はアート作品の展示場でもありまして、こんな前衛的な作品も飾られて
いました。
それでは観覧記です。
○ポーランド館
(初来館)05/04/11
(形式)映像誘導観覧・展示誘導観覧
(待ち時間)なし
(また来たい度)☆☆☆☆
(対象)万人
(観覧困難度数)自身:★ 一般:★★
(内容)☆☆☆☆
(ハード面)☆
(総合評価)☆☆☆
開会式、閉会式やナショナルデーが開催される「EXPOドーム」、また会場の
南北を結ぶ「キッコロゴンドラ」南駅と会場内の新交通「IMTS」のEXPOドー
ム駅すぐ近くというパビリオン屈指の好条件である。
入場してまずポーランドや当地出身のショパンに関する映像をシアターで観覧
する。イメージ映像であるが少し冗長な感じがする。
正面にあるピアノやガラスのオブジェは映像を見るには少々邪魔な気がする。
映像観覧後、階段式シアターの最上部にあるエレベーターから地下の岩塩採掘所を再現した部屋へ誘導されるのだが、いかんせんエレベーターが一基しかな
い上に、シアター定員が相当な数であるため列が最後尾あたりであるとエレベーターに乗るまで10分近く立ちづくめで待たされる。
岩塩の部屋が狭い関係で一度に誘導するのを避けているのかもしれないが、
階段を使用させるなど出来ないのだろうか。
岩塩採掘所はなかなか迫力があり、面白かった。
案内の男性アテンダントが「ぜひ本場にも来てください」としきりに話す姿が印象
に残った。
出口付近ではポーランドに関するリーフレット、実際に現地の採掘所から運ばれ
たという岩塩の試食(?)コーナーやカフェがある。
次回に続きます。
今日はこんなところです。