みなさんこんにちは。前回からはじまりました新シリーズ、「愛・地球博」見聞録を今夜もお送りします。
ところで、昨日の記事をアップしたのち、ボロスキャナーの解析度などをいらっておりましたら少しはまともにご覧頂けるような状態になりました。そろそろ買い替えたいんですが…
さて、「愛・地球博」初のパビリオン、「企業ゾーン1」にあります「JR東海超電導リニア館」から西へ、会場の回廊とも言える「グルーバルループ」を進むと、ほどなく外国館ゾーンである「グローバルコモン6」にたどり着きます。
今日からは「コモン6」のパビリオンをアップして参りたいと思います。

まずは「オーストラリア館」からです。
テーマは「環境の保護と保存」でした。
入口を入ると、まずは映像観覧のコーナー。
広大な国土を持ちながら、その大部分は荒れた砂漠という地理条件の中で、自然と人間が古代からどのように共生してきたかetcというテーマです。

続いては、オーストラリア名物である「トーテムポール」をかたどった「オーストラリア」の国土をイメージしたデジタルパネルの展示に続きます。

最後は、ご当地名物の「カモノハシ」の巨大模型が鎮座しています。「カモノハシ」は、環境に大変敏感な生き物だそうで、やはり「環境の維持」が主眼にあげられているようです。
くちばしの上などに自由に乗って記念撮影出来る趣向がこらされており、子どもにしばかれていました(笑)
パビリオンの出口付近では、オージービーフなどが味わえるレストランがありました。さすがに午前10時前、人はまばらでした。
さて、ここで独断と偏見に基づく観覧記録です。
「オーストラリア館」
(おーすとらりあかん)
①出展:オーストラリア連邦政府
②初来館:2005.3.25
③形式:シアター上映・展示自由観覧
④初来館時の待ち時間:5分程度
⑤もう一度行きたい度:☆☆
⑥対象:万人
⑦観覧困難度数:自身 ☆ 一般的 ☆☆
⑧内容:☆☆☆
⑨ハード面:☆☆☆
⑩総合評価:☆☆☆
⑪外国館はじめてのパビリオンであった。
空いているようなのだが、なぜかパビリオンの前で待たされる。
初めのホールで映像観覧の形式らしいので、おそらくその待ちかと思われる。
入場を待っている間、男性アテンダントが「うちのカモノハシはすごいよ~マン
モス(※注1)に負けんよ~」などと言っている。
映像観覧は、国土の多くを占める「砂漠」がありながらも、そこに住む住民が
どのように共存して来たのかということを実に教科書的に教えてくれる(ちょっ
と冗長?)
2つ目のデジタルパネル展示は、実にイメージ的なものだった。
「トーテムポール」とはおもしろい。
最後で巨大「カモノハシ」が鎮座している。
身体に乗って自由に写真撮影出来るようで、居合わせた子どもたちが鼻を
たたきまくるなどなかなか見ていて面白い。
(※注)「愛・地球博」の目玉の一つとして、旧ソ連の「サハ共和国」で発見された「冷凍状態のマンモス」が展示されていた。それへのライバル意識から面白がっていたのであろう。

続いては「シンガポール館」です。
なんだかこじゃれていますね。

館内に入ってすぐのところに、「森」をイメージしたオブジェがあります。「なんや、ただの飾りやん」と思ったのですが…

突然のスコール!
あやうくビチャビチャになるところでした(^^ゞ
というか、こんな危険なものがあるのなら説明してくれんと…
まだ3月の末、少々寒い感じもしましたが夏場などにはよいのかも知れませぬ。

先へ進むと「文化の味わい」なるコーナーがあります。
「現代的なストリートアート」としか説明がなかったのですが、どうやら当地で流行っているもののようです。

続いて、異彩を引くこの空間に出ました。
「受け継がれる記憶」というコーナーで、シンガポールにまつわるさまざまな伝承や歴史などをまとめた本を自由に閲覧出来るというシロモノでした。

その他、館内には「マーライオン」の彫刻も展示されていました。
スコールで使っているからなのでしょうか、水は出ませんでしたm(__)m
「シンガポール館」
(しんがぽーるかん)
①出展:シンガポール共和国政府
②初来館:2005.3.25
③形式:展示自由観覧・体験コーナー
④初来館時の待ち時間:なし
⑤もう一度行きたい度:☆☆☆☆
⑥対象:万人
⑦観覧困難度数:自身 ☆ 一般的 ☆☆☆
⑧内容:☆☆☆☆
⑨ハード面:☆☆☆
⑩総合評価:☆☆☆☆
⑪プレハブ造りのパビリオンの中で、異彩を放つ豪華な建築。
外壁一面にガラスの装飾が施され、内部から見ると実に美しい。
入館してすぐのところに木のオブジェが林立していて、何やろかと覗いていたら
突然雷鳴とともにスコールが降って来る。
前触れも何もなかったので、一歩間違えるとエラいことになることうけ合いだ。
展示は2階にもあり、香水の匂い漂う中観て回る。
「デザイン」とか「おしゃれ」という点では、シンガポールのイメージとリンクする
ところが多々あり、とても秀逸だと思われる(若い女性に受けそうな?)
マーライオンはやたらとでっかい。
次回も「グローバルコモン6」からお届けします。
今日はこんなところです。