先日、図書館で順番待ちしてた
江國香織さんの
『シェニール織とか黄肉のメロンとか』(2023年)
が借りられたので
移動時間やすきま時間に
ちょこちょこと読書
作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。
50代半ばとなった大学時代の同級生と
とりまく人々の日常を描いた物語
「会わずにいるあいだ、それぞれ全然べつな生活を送っているのに。会うとたちまち昔の空気に戻る」
それ、すごーく、わかる❣️
世代的にもしっくり❣️
オトナになると
置かれた〝背景〟にとらわれたり、
転勤転勤で(←わが家の場合)
ご無沙汰しちゃったりで
なんとな〜く
疎遠になっちゃうこともあるので
こころをひらける相手が
気軽に行き来できる距離感で、
たわいのないおしゃべり、
老若男女な交流もあって、
(まどかちゃんの成長にエール)
こういう関係、羨望!
素敵な財産だわ〜
と思いながら読みました。
*
物語で気になった
〝ファーブルトン〟というお菓子とか
〝フィンランドの画家を描いた〟映画だとか
〝謎の多い頑固者で、車上生活をしている老女〟を描いたイギリス映画だとかを
便利なネットで
反射的にサクサクと検索しながら
そういう術がなかった時代の良さを
ふと思い起こさせてくれたりもして
江國ワールドに浸りました♪
今日もムシっと暑いですが
昨日よりはラクかも〜。
油断せずに熱中症に気をつけましょー。
読んでくださってありがとうございます。
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