わたしは、わたしを信じて欲しかったから、嘘をつかないようにした。
人に嘘を付かれたくなかったから、わたしは嘘を付かないようにした。
だから人は嘘を付かない、とどこかで思っている。
あたしが実際「嘘付かない」かと言ったらそうじゃなくて、子どもの頃に嘘を付いてたはずだ。
嘘、というか、誤魔化すとか、話さない、とかそういうの。
そういうのが、実は辛い事を知っているので、どこかでわたしは「人は本当は嘘を付きたくない」と思っている。
だからさ、取るに足らない嘘を簡単に付く人がいる、っていう事が信じられない。
きっと、サラッと嘘を付く事で、物事がスムーズに行く事を知っているんだな。
そんな事を考えた事がなかった。
だけど、そういうの、ほんとややこしい。
混乱する。
人は嘘を付く。
子どもも嘘付くし、大人も嘘付く。
自分の為に。
今まで人を疑う事がなかったんよね。
騙される事とかほとんど考えてなかった。
騙してる人が「得する」事なんて何にもないと思っていたし、騙されてわたしが失う物なんてないと思っていたから。
勝手にやれ、と思ってた。
だけど、多分わたしは腹を立ててた。
聖人になりたかったしなー。
最近、「良い人そう」とか「嘘付かない感じ」と思っても、そうじゃないんだ、という事がある。
「良い人」と「嘘付かない」は一緒じゃないんだなー。
そんで、その人が嘘付いてるか付いてないかは、わたしに判断出来ない(笑)。
何か良く分からないよね。
感じが良いと思ってたら、「それは出来ません」と言った途端、態度が変わるとか。
わたしをバカにしてるとしか思えない。
「優しげでいる事」がわたしの防御策だったりするけど(笑)、そこをついて来てズルしようとする人は結構いる。
だから、「怖い人」でいる事は、わたしを守る事だったりするんだなー。
弱さや、優しさに、付け込んでくるあの感じ。
マジでムカつく。
後、立場が弱い所を利用する人。
アレなんでやるんだろう。
吐き出す所がないから?
正義で責めて来る人もそう。
もう止めてよ。
その辺ぐるぐるまわるの。
昔から思ってたんよね。
そのぐるぐるするの、「わたしで終わらせてやる」って。
だけど、もうよそでやって、わたしは知らん。