再び岩槻に参上したわたくし。
搬入のときには展示のお人形が全部そろっていない状態でした。
あらためて全店まわって鑑賞してみました。

展示参加作家様のお人形もバラエティ豊かでしたが
、展示会場のお店もそれぞれの個性があり
節句のお人形は岩槻で探すのが良さそう!

各店まわった雰囲気はこんなかんじ。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ところで明玉様をみせていただいたときに気になるお人形が!
刀を携えたこのおかた。

 



この、お顔に見覚えがあったのです。
東久さん方お人形歴史館のかしら作り展示コーナーにいた
あの彼じゃないのですか?


見比べてみると、


やっぱりあの彼なんですよ。
平清盛と道潅に挟まれた彼。
状況的にとてもヘビーなかんじですが
キリッとしたふくよか顔が素敵だとおもっていました。

お話を伺ってみますと。
「うち(明玉様)は「胴屋」なんですよ」@奥様のお話。
お人形屋さんはお人形制作を分業でされるとのこと。
そして明玉様は胴の職人様なのだそうです。
歴史館の頭と、同じ型から抜いた頭が
この彼ということなのでしょう。



お迎えしたい、という方、明玉様まで!

私が岩槻で驚いたことの一つ。
お店がそれぞれ販売だけでなく製作も行っていること。
店主さまそれぞれが職人さんでもある。

そこのところ、
福田東久著 「雛祭り~親から子に伝える思い」に詳しい。
そのうちこの本の紹介もしたいとおもいます。

作業に追われがちなこのごろの私ですが
今回の岩槻探訪は本当に良い刺激になりました。
単純にめちゃくちゃ楽しかったですし。
お人形がたくさんあるところはほんと、楽しい。

重陽節句の展示にて、お世話になった皆さま
あらためてありがとうございました。
そして参加作家の皆さま、お疲れさまでした。