powerbeats 3です。
beatsといえば、やはりこのカラーですよね。
と、言うことで、power beats 3ではスペシャルモデルの位置づけになりますが、黒赤モデルを入手いています。

既に新世代のpower beatsが発売されていますが、それに伴い、とてもリーズナブルになっていますね。まさに今が買い時。

新世代では、Bluetooth制御チップが新しいH1になっている他、デザインもApple寄りの優しい形になった様に思います。
反面、どうもドライバーや、音に関わる部分は変わっていない様に見受けられます。
新制御チップで安定性や充電関連は良くなっている可能性がありますね。

さて、私自身は本機を使用し始めてそろそろ1年ほどになろうかと思いますが、新世代機に乗り換えるか?といえば、これが壊れるまでおそらく替えません。
新世代でなくとも装着感や充電関連に不満は感じませんし、何より、使ってみてそのサウンドが「the  Apple」の画一的なものだったからです。

では、詳細に。
power beats 3はその前の世代から、通信チップがW1に変わった以外、特に大きな変更がないモデルですね。
見た目もあんまり変わらないです。
形が変わらないので、装着感等も変わらないのでは無いかと思います。
私は純正のイヤーピースが合わなかったので、Sednaチップを使用しています。

beats xと違い、ケーブルの途中にバッテリーが無いので、ケーブルの違和感は特に無く、装着感としては左右連結型ワイヤレス機としては悪くないと思います。
本体重量がそこそこある割にしっかり装着でき、小走り程度はものともしません。

質感としては、個人的にはちょっと高級感というか、お値段相応には感じにくいです。
組み立て精度やデザイン的には beats製品として統一感もありますし、問題ないのですが、いかんせん素材がフルプラスチックのためチープ感が出てしまっています。
反面フルプラスチックであるが故軽量であるともいえます。
この辺は個人の価値観に依存しますね。

充電の持ちは約10時間と言ったところ。
長くも短くも無く、ちょうど良い時間でしょうか。DAPと違ってどうもBluetoothイヤホンの充電は忘れがちなので、あんまり長持ちも個人的には考えものです。

さて、そのサウンドは、 beats特有のノリノリドンシャリです。
 beatsたるものこうでないと、という典型的なサウンドです。
ベースやドラムの音域がかなり強調されますが、だらしなくボワつく事はなく、ここの音域のチューニングが beatsは上手だなぁ、と beats製品を使うたびに思います。
低音域が強調されている割に、高域も鋭く立ち上がる帯域があり、そこがスピード感を強調します。

但し、スピード感のあるキレの良いサウンドは、落ち着きとは無縁。
ゆったりとした曲をじっくり聴き込む様な使い方には向きません。
朝の通勤時など、これからエネルギーが必要なときにお気に入りのパワーをもらえる曲で気分をアゲル!みたいな使い方があってる様に思いますね。
実際、自分が使う中で朝は好んで使いますが、帰りの通勤時には余り使う気になれなかったりします。
オッサン疲れてるんですね。。。

ついでに、通信状態ですが、普通に使う分にはほぼ問題ないかと思います。
朝の新宿など、お世辞にも通信状況が良いとはいえない環境では、たまに途切れる場合もありますが、自動復帰できる範囲ですし、致命的な通信不良に今のところあったことはありません。

使う場面が割と限定される機種ですが、お安くなった今なら、お出かけ用に一本持っておくのも良いかも。