また買い直しました。


何故か買ったり売ったりを繰り返すX10。
結局はサウンドや着け心地、使い勝手が忘れられないのでしょうね。
 
今回は再販後のストレートプラグのモノを入手しました。
(蛇足ですが、このストレートプラグは普段使いしていると断線する事はX11で実証済みなので、あらかじめ補強を入れて使用しています。
断線はケーブルを無理に引っ張ったりするのは言語道断ですが、普通に使用していてプラグ付近のケーブルが急角度で曲がった状態でも発生する様なので、曲がり対策のみ施しています。)
 
今回は再販前後で違いがあるのか否かも気になったので再販後でver.1.2じゃないもの限定で探しましたが、結果、モノ自体は多分変わらないですね。
好みとして再販前のJプラグの方が使いやすいと思いますが。
 
イメージとしてはX12あたりと比べて、低音の量感が少ないと思っていましたが、改めて聞き直すとそんなに差異は無いですね。
 
BAとは思えない様な十分な低音の量感や、BAらしい解像度感はklipsch X10はやっぱりklipsch X10だな、という感じ。
 
ただ、世代が変わって変化がないか、と言えばそんな事はなく、今聞き返すと新しいものほどチューニングはしっかり熟成されているなと思います。
 
聞き比べてハッキリ分かるのは、X11やX12に比べて高音域がとんがっていること。
BAらしい高音域といえばそうですが、聞く曲によっては結構刺激的に聞こえます。
対してX11は中音域にフォーカスが当たっていて全体的に聞きやすく、X12は低音域にフォーカスが当たってPOPなサウンドになっています。
3世代の中で1番使いやすいのはX11ですかね。
 
今回3世代のモデルが手元に揃ったことで、聞き比べられた事により、それぞれの使い分けみたいなものもざっくりと見えてきました。
(X11については修理する必要がありますが。)
 
そして改めて思ったことは、この装着感は未だに唯一無二の存在であること。
このストレスの少なさはやはりアドバンテージです。
最近はめっきり市場に出回る数も減ってきました。
今のところklipschから後継モデルが出る様な噂もないですし、今度は手放さず、コンテイジョン維持に努めたいと思います。