***【家族紹介】************


 🐱ゆきまる………50代後半。パート看護師。

        息子の不登校をきっかけに、 UMIをはじめ

        いろんな心の学びと出会い牛歩で前進中。

  グータラに磨きをかけ中。


 🐻ダンナ…… 1コ下のサラリーマン。            わたしの好きな食べ物買ってくれたり

 「オレできる夫だろ?」をちょいちょい演出。

 

🐸ムスコ… 小6の9月から不登校になり、

 ずっと完全不登校で家から出ず、

 起きてる時間の9割強 自室。

     中3の2月ダンナとのドライブをきっかけに

     親と時々でかけたりちょっと勉強したり、

 たまにお手伝い。そこからもうすぐ2年経過。



   



お正月の花が、まだもってる。





義実家の片付けに息子も誘って

ダンナと3人で片付けました。







息子には何をしてもらおうかなあ。


自分で判断して動くのは難しいだろうから
2階の部屋の棚にあるマンガや本類を
ほどよき量で十文字に紐で縛って
まとめるのをお願いしました。


1回、わたしがお手本を見せて頼んでおいて、
あとは同じ部屋でわたしは別の作業をしてました。



チラッと横目で見ると、
「え、ええ〜〜〜っ・・💦えーん」っていうほど
へんな手付きで、永遠かと思うように遅さ。zzz
そして紐はユルユル。
そのうち「ギブ」とか言い出すなと思いましたが
わたしはわたしでやることはたくさんあったので
放置して作業していました。


いつしか時はたち。
そういやどうなった?と息子の方を見ると 
紐でしばってまとめた本の山がいくつも
できており、しかもユルユルではなく 
ちゃんとしたクオリティー!ガーン
 

おおおっ!✨✨と思いました。
息子も
「なんかオレ、腕あがってんだけど」と。
「ほんとだねえ!」  


最終的に20個くらいの本の山ができあがり
息「これ、どうすりゃいいの?」
ゆ「1階の○○のところに運んでくれる?」
息「わかった」


急な階段を何往復も登り降りして本を運ぶ息子。
「よいしょっ!」という元気な掛け声が
何度も聞こえてきて、
息子は今、気持ちよく働いているんだなあ、と
感じました。



そのあと、
わたしは踏み台にあがって押し入れの天袋の物を
下ろしていたのですが、
最後にあまりに重くて下ろせない箱がひとつ。
(どうやって上げたのやら💦)


ゆ「あー、こりゃムリだわー。
  あとでお父さんに頼もう」
と、言うと

息「おれがやるよ」
と。

おおっ!

でも、これはさすがにふだん部屋で座りっきりの
息子にはムリでしょーと思いましたが
「やる」と言って踏み台に上がる息子。


息「うわー、こりゃムリ!2人でやろう!」
ゆ「2人でもムリかもよー。
  1回だけゆっくりやってみようか」

となって、
そーっとそーっと、その重たい箱を
2人で下ろすことができたのでした。


なんか、すごく頼もしいかんじがしました。
男の子だなあ〜〜キラキラと思いました。
 



※その数日後。自分の家でわたしが
壁の高いところにかけてある額縁をはずそうとして
エアロバイクのサドルの上に立ち上がるのが怖くて
モタモタしていたら、
息子が「それは俺の仕事だ」と、さっさと
サドルの上に立ってはずしてくれました。
ああ、人間てやっぱ自分の力を発揮したい生き物なんだなあ  
と思いました。
そして息子にもちゃんとそれがあるんだなあと。✨✨





  🕷 🐛 🕷 🐛 🕷




でね。
実は、その義実家の2階の部屋は
何年も前から父だけが使っていた部屋で、
その父はこの数年認知症で衛生観念もビミョー。


というよりも。
ダンナが中高生の頃のマンガ類や
さらに前の年代のモノが、
そのまんまホコリかぶって置いてあるという

それがすべてを物語っているような様相の部屋
なわけです。



床のカーペットの上は、
フェルト状になったホコリやチリにまじって
何匹ものカメムシや小虫の死骸。
大きなGの死骸も!

その中で息子は何時間も作業をしていたわけです。




わたし、忘れてたんですよね。


息子は小学校の学年が上がるにつれて
虫恐怖症?がどんどん激しくなっていて。


部屋に小さいクモを見つけただけで大騒ぎで、
夜中にわたしを起こして始末させたり
(蜘蛛の巣、というか糸1本もあるとダメ)


お風呂の排水溝にゲジゲジのアカチャンの死骸が
あるだけでお風呂に入れなかったり


さすがに夜中に起こすのは悪いと思ってか
殺虫剤で仕留めはするけど、それにさわれずに
翌朝、私が起きていくと、
「その箱ティッシュの下に虫いるから片付けて」
と頼まれたりしていたのです。


わたしは、息子がそんな状態なのをすっかり 
わすれていて、
義実家が虫の死骸や蜘蛛の巣だらけなのを
知っていながら、
うっかり連れてきてしまったわけなんです。
覚えていたら連れては来れなかった。

 
帰りの車で、そういえば!?と気付き
ゆ「あんた、よくあの部屋に居れたよね」
息「あ、ああ〜、
  そういや意外に大丈夫だったな」





  ♨  ♨  ♨



昨年、温泉に行った時、
いきなり女将が「サービスに写真お撮りします」と
入ってきて写真撮られたことがありました。


もし事前に「写真撮りましょうか?」と
聞かれていたら、息子が嫌がるのを知っているので
絶対断っていたと思います。


今回も、わたしがぼんやりしてたので
息子は、うっかり乗り越えてしまった。
「家の中、こんなだけど行ける?」と確認してたら
きっと行かなかったろうなあ。


「いきなり」とか「ぼんやり」とか、大事だなあ!
ああ〜!
もっともっと、ぼんやりしたい!ゲラゲラ