アンチエイジングとは若く美しくありつづけたい、いくつになっても自分は美しいと思うことにたいして魅力を感じる方は多いのではないのでしょうか?
女性の顔は40才ごろから着実に老化が進み、10年から20年かけてじわじわとおばあさん顔に自分でも気づかないうちに変化していきます。以前はおばあさん顔になるのは、仕方がなくあきらめなければならないことでしたが、最近のアンチエイジング(老化対策)を対象とした美容医学が目覚しく進歩しています。アンチエイジング医学が普及して元気なお年寄りが増えれば、たとえ65歳になったとしても高齢者と呼ぶこともできなくなっていく時代がくるでしょう。
具体的にはコラーゲンやボトックスの注射で安全にシワやたるみを改善する、レーザーや薬品を使ったピーリングで、シミを消したり健康な美肌をつくる、シワとり手術によって見違えるほど若返るなど見た目の老化を予防することは実際に可能になりました。
上記のようなすべての美容医学を美容院に行くような気安さで考えることも危険ですが、美容医学のメリットとデメリットの両面を正しく知ったうえで賢く利用していきたいものです。
現在、化粧品についての知識は豊富でも、美容医学に関しては正しい知識を持っている人が少ないともいわれていますが、美容医学はなにも芸能人など特別な人がするものでもありません。
美容医学はいつまでも美しく輝いていたいと願うすべての人にとって賢く利用していただきたいアンチエイジングの方法です。
また見た目だけではなく心身を健康的に保つための運動、栄養、ストレス解消法、効果的な補完療法などの実用的なアドバイスを多く見かけるようになりました。
こうした医学的にもアンチエイジングの方法が多くの角度で考えられるようになったのは、エイジングの仕組みが少しずつわかってきたからといわれています。
さて、人間として長生きする人とそうでない人は、どこがちがうのでしょうか。もともと長生きできる人とそうでない人がいるのではないかと思う方もいるでしょう。たしかに、寿命の約30%程度は、その人が先天的に持っている素質=遺伝素因によって決められているといわれています。
最近の研究結果によるとアメリカのハーバード大学のチームにより人の寿命に関係ある遺伝子が「4番染色体」と呼ばれる部分にあるのではないかという報告がありました。こういった研究結果によりすこしづつではありますが、寿命や老化を決定するような特定の遺伝子やその働きが明らかになってきているのです。
実際にかなりの速度でこの分野の研究がが進んでおり、人間の寿命や老化には多くの遺伝子が関わっているといわれています。早老症遺伝子や長寿遺伝子だけではありません。糖尿病になりやすい遺伝子、高脂血症になりやすい遺伝子、太りやすい遺伝子、動脈硬化を進行させやすい遺伝子、ある特殊ながんになりやすい遺伝子など、いろいろな遺伝子が見つかってきています。今後、人の寿命にはどういう遺伝子が関係するかという研究がさらに進められることによってアンチエイジングという分野においてさまざまな恩恵が授けられることになるのは間違いないでしょう。