農林水産省のヤミ専従問題が発覚した今年3月中旬以降、東海農政局管内の複数の出先機関で、全農林労働組合の指示によって組合関係の資料が大量に廃棄され、同局などが「ヤミ専従に関する証拠隠滅の疑いがある」として組合に抗議していたことが21日、わかった。
同時期に少なくとも5出先機関で資料が大量廃棄されており、複数の職員が「証拠隠滅を指示された」などと証言している。全農林は「庁舎の耐震工事などにあわせて整理しただけ」と説明しているが、農水省は事実関係を調べる方針。
同農政局などは同月下旬、組合に「ヤミ専従の証拠隠滅をしようとしているのではないか」などと抗議。組合側は廃棄を指示したことは認めたが「人事異動に伴って古い資料を処分しただけ」などと回答したという。
読売新聞の取材に対し、全農林の花村靖書記長は、3月中旬以降に少なくとも東北、北陸、近畿、東海地方の五つの出先機関で資料廃棄が行われていたことを認めたが、「耐震工事などに伴って整理・廃棄しただけ。疑いをもたれるような対応があったことは遺憾だが、証拠隠滅ではない」としている。

インフォジャパン
農林水産省の職員組合役員のヤミ専従疑惑発覚後に、東海農政局管内などで組合関係の資料が大量に廃棄されていたことが22日、分かった。農水省の特別調査チームなどが明らかにした。調査チームでは「組合の指示で行われたヤミ専従の証拠隠滅(いんめつ)の可能性がある」とみている。
農水省によると、今年3月中旬、職員組合「全農林労働組合」役員が無許可で組合活動を行うヤミ専従疑惑が発覚。その後、東海農政局管内の三重、岐阜両農政事務所で、組合関係の資料が大量廃棄された。東海農政局はこうした情報を3月ごろには把握していたが、今月18日まで本省に報告していなかった。
農水省では当初、全農林に対して「(資料廃棄などについて)調査中であり、報道にはノーコメントにするように」と要請していたが、22日夜になって撤回し、廃棄を認めた。全農林の花村靖書記長も当初は「農水省側の要請があり、コメントできない」としていたが、夜になって「資料の整理。全農林の中央本部の指示で行われたことではない」とコメントした。

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同時期に少なくとも5出先機関で資料が大量廃棄されており、複数の職員が「証拠隠滅を指示された」などと証言している。全農林は「庁舎の耐震工事などにあわせて整理しただけ」と説明しているが、農水省は事実関係を調べる方針。
同農政局などは同月下旬、組合に「ヤミ専従の証拠隠滅をしようとしているのではないか」などと抗議。組合側は廃棄を指示したことは認めたが「人事異動に伴って古い資料を処分しただけ」などと回答したという。
読売新聞の取材に対し、全農林の花村靖書記長は、3月中旬以降に少なくとも東北、北陸、近畿、東海地方の五つの出先機関で資料廃棄が行われていたことを認めたが、「耐震工事などに伴って整理・廃棄しただけ。疑いをもたれるような対応があったことは遺憾だが、証拠隠滅ではない」としている。

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農林水産省の職員組合役員のヤミ専従疑惑発覚後に、東海農政局管内などで組合関係の資料が大量に廃棄されていたことが22日、分かった。農水省の特別調査チームなどが明らかにした。調査チームでは「組合の指示で行われたヤミ専従の証拠隠滅(いんめつ)の可能性がある」とみている。
農水省によると、今年3月中旬、職員組合「全農林労働組合」役員が無許可で組合活動を行うヤミ専従疑惑が発覚。その後、東海農政局管内の三重、岐阜両農政事務所で、組合関係の資料が大量廃棄された。東海農政局はこうした情報を3月ごろには把握していたが、今月18日まで本省に報告していなかった。
農水省では当初、全農林に対して「(資料廃棄などについて)調査中であり、報道にはノーコメントにするように」と要請していたが、22日夜になって撤回し、廃棄を認めた。全農林の花村靖書記長も当初は「農水省側の要請があり、コメントできない」としていたが、夜になって「資料の整理。全農林の中央本部の指示で行われたことではない」とコメントした。
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