以前に「てんかん」を持つ人と
長く一緒にいたことがある
実際発作時にそばにいたことはないのだけれど
その人は一人暮らしで
発作が出て救急車で運ばれたり
そのまま入院したり
とても気になって心配していた
そんなことが続いていたとき
わたしも
てんかんのような
顔面痙攣に悩まされた
当時働いていた病院で
脳波やMRI
さらにはアンギオグラフィ（血管造影CT）までして
原因を探索したのだけれど
特に異常は見当たらなかった
てんかんで大変だった友人が
服薬が安定して
症状がなくなったら
わたしの顔面痙攣もおさまった
膝が痛くて歩くのがつらそうな人を見ると
急に膝を曲げたり伸ばしたりが辛くなる
会社で隣の席の人が頭痛するというと
わたしもひどい頭痛でロキソニン飲んでいた
こういうのをエンパスという
数年前にこうしてラベリングでき
かなり気楽になったことを覚えている
ひとはなにかわからないものに
名前をつけると安心するものよね
いちばん苦手なのは
初詣の混雑
人ごみがめっぽう苦手なうえ
お正月の人ごみは
「〜になりますように」という
神様へのお願いの氣で溢れている
切実な願いが渦になって
そこらかしこに溢れているのだ
ピュアな氣でないのだ
うまく言えないけれど
身体が反応してしまう
他人の欲望に
気分が悪くなり
早く人ごみから抜けたくて大変なのだ
まわりの人の氣だけでない
「モノ」がざわざわしている
環境の気の流れが滞って
モノの気が渦巻いているとこにいると
本当に疲れてしまう
壁に余白がなかったり
違和感のある余白にも過剰反応してしまう
視覚的な感覚がひとより強い
（実際色の識別は天才的に繊細なのです）
若い頃から
そんな自分がおかしくて
普通ではなくて
敏感すぎて
病気なんだとおもった
実際それで精神に不調をきたす
感情を掻き乱す
メンタルが弱いダメな人間なのだ
と考えていたし
強く在れない自分を
責め続け
それを外側のせいにして
正当化することもしばしばだった
共感性が高い
高すぎる
というとカッコ良いように聴こえるけれど
同じような人にしかそれは
共感されないため
この感覚を共有できるひとでないと
なかなかわかってもらえず辛かった
◉真面目すぎるからもっと適当にやりなよ
◉がんばりすぎないで
◉気にしすぎだよ
◉もっとポジティブに考えようよ
わたしはがんばりすぎていない
気にしすぎでもない
真面目すぎてもない
これがわたしのスタンダードで自然体なのだ
もっとおおらかで図々しいくらいが
愛されるのはわかっている
わたしは愛されるに値しない
気にしぃ な
面倒 な
付き合いづらい人物なんだと思ってきた
共感性があるといっても
本当に誰かの想いとぴったり重なるなんて証明は出来なくて
共感する想いはすべてじぶんの中にあるもの
共感していることはすべてじぶんの主観でしかない
思い込みだというわたしもいる
しかし
思い込みだろうととにかくすぅっと
入ってきてしまうのだ
誰かの想いが
（それが不正解であろうとも）
結婚してね
40年間わたしのそばにいなかった他人と
一緒に暮らすようになると
そんな面倒な自分を
100%わかってもらえるなんて
まったくの幻想だと理解できた
100%わかってあげられるのは
このわたしだけ
いつもダメな自分でも
ついてきてくれてるのはわたしだけ
どんなわたしでも
小賢しく姑息なわたしにも
純粋でころころ笑えるわたしにも
文句言わずに
黙ってついてきてくれるわたし
愛するaoには
そりゃあいつもニコニコできないこともあるけれどさ
明るくいるのがいちばんしあわせで
きもちが落ち着くもの
わかってもらえるという期待を外そうと思う
だって本当に大切な人だものね
傷つけたくないよね
メンタル弱いわたしを
克服できることと鼓舞してくれるao
しかし
克服という言葉には
わたしには重たい重たい壁を感じるのだ
もう克服しないで
そのままを受け止めて
ひとに当たらないように
じぶんのつらさにも責任を持てるように
そうしようとおもう
ただただ
エンパスでも
HSPでも
力を抜いていけるように
じぶんらしさも忘れないように
五感が敏感なことは強みでもあること
美しいものを美しいと感動できること
日常のちいさなことに感激できること
そういうことを大切にしよう
わたしに愛をたくさんあげようね
海が見たいな
今日は行けなかったけれど
近々わたしのために
海に連れて行ってあげようね
山に住んでいるけれど
わたしは海がだいすきなのね
色がすきなの
blueholics 青中毒！
ちなみにヨット歴10年ですよ❤︎