辛氏は高麗中期に、1つの門閥を形成したと見られ、時を経て51の本貫を擁し、著姓の中程に位置するようになった。
代表的な本貫と始祖は、霊山(慶尚道)・辛鏡、寧越・辛君才、高霊・辛靖で、霊山辛氏からは辛憙、辛蘭、辛佐宣を始祖とする枝族が生まれた。始祖はみな高麗の文・武臣と伝えられる。
まず霊山辛氏では、第28代・忠恵王の重臣・辛裔がいるが、特異な存在は高麗末の僧・辛旽(シン・トン)であろう。
彼は寺の婢女の子であったが、その才知を買われて第31代・恭愍王の「師傳」となり、国政を任された。そして大貴族が奪った土地や奴婢を返還させたりしたが、反対勢力に専横と不正を攻撃され、刑場の露と消えた。
見逃せないのは、李成桂一派が高麗王朝を裏切って恭愍王を暗殺し、その子孫-第32代・禑王と第33代・昌王を「辛旽の子孫」だとして殺害した事実だ。
こうして彼らは「高麗史」を改ざんし、「辛偶王」と「辛昌王」を登場させ、王権さん奪を正当化したのである。
李朝時代、辛有定は倭賊撃退で勇名をはせ、明との折衝でも国の尊厳を貫き通した。また辛碩とその孫・辛永禧は要職を歴任し、富豪・辛均は囲碁の名人で、辛礎は壬辰倭乱時の勲功大であった。
寧越辛氏で、地方・中央の要職で人望のあった辛應時と、その子で「名書記官」と讃えられた辛慶晋が知られている。

朝大法律学科2期生の李栄愛さん 新司法試験に合格

同胞社会に根ざした弁護士に

 朝鮮大学校政治経済学部法律学科第2期卒業生の李栄愛さん(28、信州大学法科大学院修了)が、2010年度に実施された新司法試験に合格した(9日発表)。

 朝大に法律学科が創設されてから11年。同科出身の新司法試験合格者としては、4人目となる。

 李さんは朝大卒業後、研究院に在籍しながら、出身地の長野で信州大学法科大学院に進学。一日14時間以上の勉強に励み、2度目の挑戦で新司法試験に合格した。

 「長野の同胞たちからの心温まる励ましと声援を受けたからこそ、合格することができた。今後は、同胞の力になれるよう地域社会に根ざした弁護士を目指したい」と話した。

 法務省の発表によると、今年度司法試験の受験者数は8163人と過去最多。一方、合格者は2074人と前年度を上回ったが、合格率は過去最低の25.4%だった。

[朝鮮新報 2010.9.28]

10月4日(月)Pm6:30~

エルプラザ4F(札幌駅北口)

参加費800円


~主人公・李熙子さんの父・李思炫さんは植民地時代に日本軍に徴用され、中国で戦死する。

日本政府から父について何の連絡もなく、死の詳細を知るのは90年代に入ってからだった。

しかも父は遺族の知らないうちに靖国神社に合祀されていた。靖国から父を取り戻す闘いは続く。


2005年公開・107分

監督:金兌鎰