日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の関東予選も大詰め。ベスト4が出揃ったが、今年は全部神奈川県。去年以前はどうだったのか、ちょっと調べてみた。



2014 埼玉、栃木、東京、千葉



2013 東京、千葉、神奈川、千葉



2012 東京、神奈川、茨城、神奈川



2011 千葉、神奈川、神奈川、東京



2010 東京、茨城、茨城、東京



2009 千葉、神奈川、東京、神奈川



 神奈川はベスト4に入っている年は多いけど、とくに目立って強いというほどでもない。今年は異例だった。トーナメントだから何が起こるかわからない。



 意外に埼玉が少ない。今年までの7年間で1チームだけ。関東リーグの過去の戦績ではレッズやアルディージャが上位に入っている年が多いだけに、意外だった。



 東京は去年までは毎年入っている。

 今年度のリーグ戦は3月からスタートしている。前にも書いたと思うけど、東京のU-15年代の大会で大きいのは、
『クラブユース選手権』
『高円宮杯』
の2つである。
 前者はクラブチームだけ、後者は中体連チームとクラブチームの両方が参加する。



 息子はクラブチームなので、中体連のサッカーはどういう大会がいつごろあるかよくわからない。勢力図も多摩大目黒とか暁星とかかえつ有明ぐらいはわかるが、ほかはよくわからない。



 東京のクラブチームのサッカーは、チームの戦績によってリーグが分かれている。



 一番上から見ると、



関東1部・・・12チーム
関東2部・・・12チーム



 この2つは文字通り関東レベルのリーグなので、入っているのは東京のチームだけではない。東京のチームは今年度は5チーム。



 その下に東京のリーグ(Tリーグ)がある。これは上から、



1部(トップリーグ)・・・9チーム
2部(全都リーグ)・・・32チーム(8×4グループ)
地域リーグ    ・・・60チーム(6×10グループ)



 ざっと100チーム。このリーグには一部の強豪中学も入っている。



 一般にリーグ戦は昇格・降格をかけて戦うのだが、関東1部のチームにとっては、12月に行われる高円宮杯の全国大会への直結切符をかけた戦いでもある。昨年度でいえば、上位5チームが関東大会を経ず全国大会への出場権を得た。



 また、関東リーグに入っている24チームは、全国クラブユース選手権の関東大会に東京都予選を経ずに出場できる。



 そういう意味ではただリーグで順位を決めるだけでなく、次につながるリーグになっている。

 息子が小学校に上がる前、ときどき家の中でサッカー遊びをしていた。ジュニアのクラブに入る前だったと思う。



 家の中で使うボールは弾まないほうがいいし、転がらなくてもいいので、最初はスーパーのレジ袋の中に他のレジ袋を詰め込んで、持ち手を縛って使っていた。これは蹴っているうちに破れてきて中身が飛び出してしまう。



 次に、古くなったTシャツに他のボロ布を詰めて裾と袖を縛って使っていた。これで向かい合ってシュートする遊びをよくやった。壁に大小いろいろな的を作って当てる遊びもした。強く蹴るよりボールをすくい上げるようにしてふわりと浮かせた方が狙いやすい。



 子どもにとってサッカーは遊び。そうやって遊んでいるうちにボールを蹴る感触を覚えたりする。親が言うのもなんだが、息子は蹴るのは上手いと思う。先日の試合でも、味方がPKを獲得した時、当然のようにボールをセットして蹴った。後で、上手かったなと言うと、「当たり前だろ」の返事。PKに関しては妙に自信を持っている。



 プロの試合を見ていても、GKがPKを止めたシーンで、



「お前なら10回蹴って何回入る?」
と聞くと、
「8回だな。でも、本当に集中したら10回入るよ」
と言う。



 ここまで来ると、単に根拠のない自信だ。だけどPKなんて自信を持って蹴ったほうがいいのだろう。



 去年のワールドカップ前にNHKでミラクルボディというスポーツのドキュメンタリー番組をやっていた。番組の中で、ネイマールに父親がいつも言っていたのが、Alegria(楽しむ)ということだった。コーチも「子どものうちは勝たなくてはならない責任はないが、楽しむ責任がある」と言っていた。楽しければ好きになるし、好きこそ物の上手なれだ。



 だけど、最近、息子のサッカーは楽しいばかりでもないらしい。

 関東リーグは正式には『関東ユース(U-15)サッカーリーグ』という。リーグ戦の戦績などは関東クラブユースサッカー連盟のHPに載っている。2014年度は1部と2部に12チームずつ、合計24チーム。



 現在のように2部に分かれたのは2010年からで、それ以前はひとつのリーグでチーム数も全部で12チームだけだったので、今で言えば1部だけということ。



 2008年から7年分のリーグ戦の結果を見ていたら、優勝したのは柏レイソル、浦和レッズ、大宮アルディージャの3チームしかない。それぞれ3回、2回、2回。ただ、横浜Fマリノスは優勝こそないがだいたい5位以内に入っていて安定している。



 7年間のリーグ戦の勝ち点を合計した順位は、



1. 柏レイソル
2. 横浜Fマリノス
3. 浦和レッズ
4. 大宮アルディージャ
5. 東京ヴェルディ
6. 川崎フロンターレ
7. FC東京深川



 7年間1部(2009年以前は関東リーグ)から降格していないのはこの7チームだけで、その順位の推移を新しいほうから並べると、



   1 2 8 1 4 2 1
横浜FM  3 3 2 8 3 4 2
浦和  4 1 10 4 5 1 5
大宮  6 4 1 2 1 12 9
ヴェルディ  8 5 6 6 2 3 7
川崎  5 8 4 10 8 11 8
深川  2 10 7 3 10 9 11



 柏レイソルは1位が3回、2位が2回。強い。

 息子のジュニア時代のチームメイトT君が、プリンスリーグの試合に出て得点していた。



 『プリンスリーグ』はU-18のサッカーリーグで、全国を北海道、東北、関東など9つのリーグに分けて行われている。この年代のリーグの最上位は『プレミアリーグ』で、全国を東日本と西日本に分けて行われている。プリンスリーグはその下に位置づけられる。



 上から二番目のリーグとはいえ、このリーグに入っているのはJリーグのユースや全国の強豪高校ばかり。そこにまだ中学生で先発して得点というのはびっくり。もともと1つ2つ上でも出ていたのは知っていたが、実質的に3つ飛び級ということだ。



 息子が小学1年生の時、区民大会の3年生の部の決勝に、訳あって3年生がほとんど出られず、1年生も出ることになった。相手は都大会にもよく出ている強豪。息子のチームは1年生の部では強かったが、1年生と3年生ではやはり力の差が大きい。T君も前線でよく走っていたが、0-5で負けた。



 今同じメンバーで対戦したらどうかなあ。