色んな方がブログでおすすめしていたので気になっていたこちらの本が文庫化されていたので慌てて本屋さんに走りました。
帯にも「涙する」って書いてあるから、
泣く準備をして読み始めたのですが、「僕」と桜良のやりとりや、それぞれのキャラクターのせいなのでしょう。
読んでいる間は、自分も若返った様な、桜良の様にみんなに愛されている人間になった気分になれて、ウキウキする。
なかなか涙する場面にたどり着きません。
結果から言うと、私は涙しないまま読み終わりました。
「涙する」という事にとらわれていたけど、どちらかと言うと、「友情」「恋愛」「家族」「青春」「命」この一つ一つの価値観について、考えながら読んでいたからなのかな。
なんとなく、読み終わってすぐに
色んな方のブログをまた覗きに行きました。
その中で、
「あ、分かる!これだ!」
と思ったのが、
「読んだ後に、読んだ人と感想を言い合いたくなる。」
ただ泣ける本なのではなくて、色んな要素がギュっと入っているので、
「あなたはどこが一番良かった?」
「あの部分についてどう思う?」
「え?読んでないの?とりあえず読んでみて!」
と言いたくなる本。
私は「僕」と桜良のそれぞれのキャラクターがとにかく好きな本でした♪