救出せよ。 | キャサログ(kyatha-log) 「雑草魂」

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踏まれても踏まれても立ち上がれ!!
ガサツにスクスクと育ってきたキャサのハキダメです。
思った事を口にし、忘れた事を思い出せる場所にしています。
老化防止???だったり。。。

こんな時…どうする!?

今日、会社帰りの電車で実際にあったこと。

隣に立ってた女性の読んでた文庫本が落ちたので、
『落ちましたよ』と渡そうとすると、
その女性が私に向かって倒れこんできた。

『大丈夫ですか?』と言いつつもどんどん彼女の体重が私に重く乗りかかってくる。

ヤバい…ドンッと察知して彼女を抱き受け止め、
運良く駅に着いてドアが開いたので、彼女を電車から引きずり下ろした。

長い車両の端の方だったので、降りた場所から階段もベンチも遠く、降りる人すら少なく、ホームには私と意識朦朧な女性を残し、
満員の電車は扉を閉めて発車した。

とにかく駅員に知らせたくても遠いので、

倒れかけの彼女を抱えて、4・5歩歩くと…
ドッと彼女は重くなり私の手を離れ仰向けに倒れた。
目は空いてるけど意識が飛んでいる…。

『しっかりしてっ!』
と話かけながら、
慌てて携帯で119をダイヤルした。

反対側の電車から降りてきたオジサンが、遠くから…
『どおした?駅員呼ぶかぁ~?』と叫んでくれた。

『お願いしまぁ~す!!』と叫び返して、
とりあえず携帯を切った。

しばらくすると、彼女はブツブツ話だした。

『前にもあったんです。今日献血したから…』


貧血症なら献血すまいガーン
混乱してるのかな?きっと健康診断とかで血を抜かれた!?

とにかく意識も戻って喋れるなら大丈夫、とひと安心。


遠くでさっきのオジサンが『車椅子持ってきたぞぉ~!!』と叫ぶ姿が見えたので、
駆け付けてきた駅員さんに事情を話し、駅員室で様子を見てくれと頼んだ。

私は彼女を車椅子に乗せて駅員さんにおまかせし、
ちょうど次に来た電車に乗り込んだ。

『なぁ~んだ、あんたまだ先に行く人なの!?
救世主のオジサンが笑顔でお見送りに来てくれた。


そのオジサンの優しさが、
それまで満員電車で私たち2人を駅に取り残した、
実に冷たく自分さえ良ければ見て見ぬフリをする最低な人間達への悲しさに膨らんだ。


あの時、あと一人だけでも私と一緒に駅に降りてくれたなら、
どちらかが真っ先に駅員を呼びに行けたのに…。

意識が飛んだ人ってのは、一人で抱えるのは重いのですしょぼん

もし、そこのアナタがそんな場面に出くわしたら、
せめて駅員を呼んでくるくらいの時間は出し惜しみしないで欲しい…デスしょぼん


しかし、我ながら私が男だったら…完全惚れられてるぜっドキドキ

ふふっ、
わりぃ~な(^-^;
家じゃ亭主が待ってるんで…アバヨ(-_-)/~~~