セットリストとフロント3人の機材は全て頭に入れてあったので、アリアが来るタイミングはすぐに分かりました。
二日とも、流星群の前に増川がいつものレスポールに持ち替える、藤原はカポ2セッティングのサブに持ち替える、そして「新しく出来た曲です」と、アリア。
Butterflyのアウトロで証明されたオルガンとBUMPサウンドのマッチング、fireflyや虹を待つ人で証明されたグロッケンをシンセと混ぜる事による効果的な使い方と、大胆なライブパフォーマンスを意識した壮大なコーラスの導入。
コード進行はいつもの藤原節であり、ドラムはHello,world!並の速さであり、ベースラインは今まで以上にアグレッシブ。
メロディや曲の構成、コーラスの入れ方やパッドとオルガンの使い方、何から何までまごう事なき藤原基央の書いた曲、BUMP OF CHICKENの手がけた曲でした。近年のリリースペースやライブで得た物の集大成と言った印象を受けました。
アリアのイントロ、アルペジオが鳴っているのでTABに起こします。
恐らくテンポは半分でとり、16分を意識したサザンクロスのような曲です。ノリで言えば車輪の唄。もテンポ自体は実は遅く、8分の裏でスネアが鳴ります。(アリアは16分のハットを片手で刻んでる事になる)?
BPM♩=110(もしくは220) 半音下げ
E 16
B 19 17 19 19 17
G 16 16 16 16 18
E 19 16
B 19 17 19 19 17
G 16 16 16 16
この2パターンで構成されていて、イントロとサビ後半のコーラス部分で弾いていました。
ライブではやはり付点8分でディレイをかけていたと思います。
感じた人はライブで既に感じたかと思いますが、そうです、この拭いきれぬ既視感。。
そう、ファイターのアルペジオと酷似しています。そもそも近年の藤原と増川の考えるアルペジオのバリエーションは数える程しかありませんが、このパートこそRAY→Butterfliesの流れを感じさせる最大の要素だと思いました。
オンエアされた音源で確認した所、イントロのグロッケンとアルペジオ、チューブラーベルはそのままサビ後半に持ってきています
あと日産二日間だけButterflyのアウトロに追加がありました。
チャラララチャーンと終わったらまだチキチーチキチーチキチーチキチーチキチーチキチーと打ち込みのハットが聴こえ、どよめきの中シンセと同時に演奏を続けるメンバー。ツアーのオープニングに使われていたアコギのアルペジオが見事にマッチしてここでも鳴っていました。その後升のスネアのカウントに合わせて花火ドーン→Butterflyのアゲアゲフレーズに戻り踊る。そしてそのまま終了、と言った感じでした。
アリア、アニメ3月のライオンOP書き下ろし、そしてあともう一曲の存在が藤原の口から明かされました。
どれかが配信になるのか、どれかがリリースされるのか、カップリングになる曲が生まれるのか、これから情報を見逃せませんね〜、、
参加した方 暑い中お疲れ様でした!
7万人か…
やはり、『バンドがカッコよく見える規模』というものがありますね、
正直スタジアムクラスの会場だと《演出》を見に行ってるような感覚に陥ります。
それもその筈、スタジアムクラスだとレーザーや花火や証明やラボボールなどの演出で賄わなければメンバーが花道を走り回る訳ではないので総合的に画として映えないのです。。
ですがあれらによってチケットの値が上がってると思うとちょっと…
pixmobは悪くないと思いますが、派手に派手にというのはBUMPには求められてないのかもしれません…そして最大の難点、『音が悪い』です。
それこそ僕らはBUMPの歌や演奏を聴きに行っているので、『楽しいライブをみんなで体験する』的なスタンスはセカオワあたりに任せておけばよいのです。