雨の休日らしく過ごす | 無精庵徒然草

無精庵徒然草

無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← ハリー・クリフ著『物質は何からできているのか アップルパイのレシピから素粒子を考えてみた』(熊谷 玲美 訳 柏書房)  「弦理論の問題点とは? 自然の基本法則を完全に理解できるのか? スファレロンとは何か? ヒッグス粒子どうやって見つかったか? (中略) などこの分野の最新の成果を盛り込みつつ、素粒子物理学というとっつきにくい内容を、身近な物質とその成分の発見の歴史をとおして、肉眼世界からミクロの世界へと、最新の研究成果をわかりやすく語っていく。」

 

 今日は有休を取った。四日続けての仕事は体に堪えるし、やたらと暇というか、町中が閑散としている。不況のせい? 無理して出ることもない。庭仕事したかったが、雨で、買い物以外、外出せず。休息と読書。

 自宅では、H・P・ラヴクラフト作の『インスマスの影 :クトゥルー神話傑作選』 (新潮文庫)を読み出し、さらにハリー・クリフ著の『物質は何からできているのか アップルパイのレシピから素粒子を考えてみた』(熊谷 玲美 訳 柏書房)を相変わらず。(あと、『太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭 (1980年) 』(シリーズ太陽〈24〉 平凡社)をパラパラと。)

 

 前者は、クトゥルー神話物の元祖のような作品。若いころに読んでたらのめり込んだかもしれない。

 後者は、「本書は、かつてカール・セーガンがいった「アップルパイをゼロから作りたかったら、まず宇宙を発明しなければなりません」の発言に沿って話が進む。そうであれば、実際にそのアップルパイの究極のレシピを見つけるには、いくつかの大きな疑問に答えなければならない。たとえば物質は本当は何からできているのか? 物質はビッグバンのものすごい熱さの中でどうやって消滅を免れたのか? そして、宇宙の最初の瞬間を理解することは可能だろうか?

 いやいやなかなか本格的な内容。実験物理学の畑の方か。期待以上の手応えがある。数式を使わずド素人に最先端の素粒子論などを説明するのは、よほどの力量がないと難しいだろう。

 欧米の科学者の本だと、日本の研究者の名前がスルーされている場合が多いが、本書は朝永や湯川、南場などちゃんと目配りされていて好感が持てる。

 

 

 ← 預かっていたノルマ(?)として、畑のアンズをバケツにいっぱい持ち帰りさせた。昨年は収穫しなかったから、ちょっと嬉しい。アンズジャムにするのか、アンズパイにするのか。

 今秋には栗、初冬にはネーブル、さらにミカンも収穫し、持ち帰らせる。そうだ、キウイも。ナシは無理か。尤も、一昨年、遠いところに引っ越したので、渡す機会があるかどうか分からない。 (05/28 13:24)

 

 ネットで注文した10冊ほどの本が届いた。1ヶ月前に注文し、その後音沙汰がないのですっかり忘れてた。で、過日しびれを切らして書店で物色購入。結果、3冊 ダブってしまった。

 ダブった本は誰かにあげる。教訓。ネットでは新刊じゃなく、問屋在庫の本を注文すべし。あるいは、古本。

 ネットで買うと、利便性はあるけど書店で物色する楽しみがない。それと、趣味で集めてる栞がゲットできない。

 今日は駅で古書市してる。でも、不意の本の宅配で取り止め。予算 つかっちゃったからね。 (05/27 11:26)


 2月末から預かっていた車、本日引き取りに。中型の(我輩には)高級車だったので、無くなると駐車場が広く感じる。 (05/28 13:19) 

 

 三田村 鳶魚著の『捕物の話―鳶魚江戸文庫〈1〉』 (中公文庫)を27日(土)仕事の合間に読み始めた。手元にあるのは、四半世紀ほど前の本。父の蔵書か我輩のか不明。鳶魚の本は初めてか。 (05/28 22:49)

 

 ← 「「世界最大級の花」ショクダイオオコンニャク 3年ぶりに開花 つくば | NHK | 茨城県」 初めて知った花。 (05/29 00:00)

 

 今……というより既にホットな物質は、ペロブスカイト太陽電池とナノファイバーセルロース。後者は車のボディや耐水性包装紙からボールペンのインクにも。やがてはタイヤにも? 「植物から強靭な繊維を作る!?「セルロースナノファイバー」 東京大学特別教授 磯貝明先生 | TVer」 (05/27 13:28) NHKでも、民放でも特集。期待の高さが分かる。