月や火星だって遥か彼方 | 無精庵徒然草

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無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← ジェイムズ・P・ホーガン作『星を継ぐもの』(池央耿 訳 創元SF文庫) 星雲賞受賞 「ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。解説=鏡明」

 

 ジェイムズ・P・ホーガン作の『星を継ぐもの』を8日(土)読了。仕事の合間にせっせと。折々夜空を眺めたりして。人類はいつか太陽系の外へ飛び出すのだろうか。あの星のどれかを目がけていくのだろうか…なんて思いを巡らすのは吾輩にはしばしばある。…その前に、月や火星だって遥か彼方なんだが。

「月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……」という物語の発端。

 吾輩がSFに熱中したのは中学生の頃。ハードSFからファンタジーっぽいフィクションに移行し出す直前だったろうか。その流れには乗れず、ファンタジーノベルは全く手にしていない。気に入らないのではなく、関心が哲学や文学に移ったからだ。

 近年、読書メーターに読書の記録を残すようになって、ミンツブでいろんな方の読書感想を目にするようになり、読書の幅も広まった。本書を知ったのも、そうした縁の賜物か。

 ジェイムズ・P・ホーガン(に限らないが)は、科学や技術の蘊蓄を貪欲に取り入れ語り尽くしていく。科学・技術の負の側面を無視せずに、しかしその可能性をSFならではの表現の舞台で追求し表現する。そんなSFなら大好きだ。

 だけど、いまの吾輩は、というか、今も昔も、科学技術は、その突端で活躍する専門家の書で(かなり後方からだが)追いかけるようにしている。並のSFよりスリリングな読書体験になることが稀ではないのだ。

 現下のSFで、(並列してみるのも筋違いだろうが)最先端の科学者の知を突き刺すような作品はあるのだろうか。 (04/09 10:45)

 

 ← 今日は朝は雨、昼頃から晴れ。風あり。昨夜は残業で帰宅が遅く、生活のリズム狂い気味。庭仕事は落ち葉拾いを少々だけ。画像はキウイフルーツ。 (04/08 22:20) 四日間でこれだけ育っている。

 

 金曜日の残業が体に堪えている。といっても、大した残業ではなかったのだが、生活のリズムが狂って、土曜日の休みも、晴れていたのに、ドラッグストアやスーパーへの買い出しが唯一の外出で、庭仕事も落ち葉拾いを気休め程度。

 読書すら通常の休日の半分。情けないことだ。 (04/09 10:48)

 

 ← 畑の落ち葉拾いしてたら、畑の隅っこにホウキ風な植物(名前忘れた)。 (04/08 22:22) そんな呟きに、「コキア」ではというコメントを頂いた。   「コキア(ほうき草)の育て方|種まきや苗植え、鉢植えのコツは? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap」別名、ほうき草。そうそう、ホウキって勝手な呼び方は、うろ覚えで出てきた。 「昔、コキアの枝をホウキに利用していた」とか。面白い。  (04/09 09:57)

 

 

 ← 南面する裏庭の皐月や柘植、梅、柿、ミカンの木の群生地に、ひっそり謎の植物。怨めしそうな花(?)の風情に引っこ抜くこともできない。 (04/08 22:26) なんて呟いたら、「クスノキ科の「シロダモ」の若葉でしょうか」というコメントを頂いた: 「シロダモ - 庭木図鑑 植木ペディア」 この木は、北西の車道に面する裏庭にも既に1.5メートルほどに育ったシロダモがある。庭の樹木に名札…いよいよ必要性が高まっている! (04/09 10:30)