夢の背後には強大な意識の海が | 無精庵徒然草

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無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← アリス・ロブ著『夢の正体──夜の旅を科学する』(川添節子訳 早川書房) 「科学と文化の両面から夢と睡眠の秘密に迫るポピュラー・サイエンス」明晰夢など「私たちの夜の旅の意味と目的を解明し、目覚めている昼の生活をも豊かで健康にするユニークなポピュラー・サイエンス」

 

 アリス・ロブ著の『夢の正体──夜の旅を科学する』を23日(月)に読了。車中にて仕事の合間の楽しみで読んだ。著者はジャーナリストで、大学では考古学・人類学専攻とか。夢に限らず専門家ではない。アンデスのモチェ遺跡の発掘の際、暇を持て余して読んだ本が夢を話題にしていた。中でも明晰夢に惹かれたのが本書に至る端緒だったとか。

「私たちの夜の旅の意味と目的を解明し、目覚めている昼の生活をも豊かで健康にするユニークなポピュラー・サイエンス」なので、暇な折に…目覚めても忘れられない夢が気になった折に、寛いで読んだらいいかな。

 夢の科学は、近年流行りらしいが、その前提として意識の問題が広大な海として横たわっている。夢はその意識の潮流からの浜辺に打ち寄せた波だろう。奥は深い。フロイトやユングは古いらしいが、我輩には彼らの方が面白い。

 彼らが今更と云うなら、遠い昔に読んだ、河合 隼雄 著の『明恵 夢を生きる』はどうだろう。法然のほぼ同時代の明恵は実に興味深い…と思いつつ、引きずったままだ。内容はすっかり忘れたが、河合の達筆と洞察もあり、読んだ印象が強い。

 

 富山駅前……人っ子一人 歩いてない。車も通らない。動いてるのは信号機やネオンサインの明滅だけ。大丈夫か 富山……いくら月曜日だからって… (01/23 01:25)

 

 今朝未明、仕事先からの帰宅中、運転に違和感。何だかタイヤにゴツゴツ感。もしやパンク? 帰宅してタイヤにへこみがないか観てみた。暗いこともあって異常は確認できず。 (01/24 11:43)

 先程 雪の中、町内をゆっくり走らせてみた。ダメじゃないようだが、気のせいとも言い切れない。今日は出勤できるか。雪の中でパンクで立往生はやだな。 (01/24 11:47)

 

 朝 目覚めてカーテンを開けたら、外は雪国だった。頭の底も白くなった。 (01/24 11:51) 今、猛烈に吹雪いてます。恐怖! (01/24 14:44) これから仕事…… (01/24 17:40)

 幸い積雪は(本夕の時点では)20センチほど。車もパンクしてなくて、無事、検診の病院に行けた。ただ、検便の二回目ができなかった。前日の仕事の間に催したのだが、容器を持参してなくて、空振りに終わった。 (01/25 18:38)

 

 大江 健三郎/古井 由吉『文学の淵を渡る』 (新潮文庫)を昨夜 読み始めた。さすがに議論のレベルが高い……高過ぎる! (01/24 11:52) 車中で読むのは無謀かもしれない。

 

 ← 書斎の窓外の景色。ローマは1日にしてならず。が、雪景色は1日足らずで。こんな雪の中 健診へ。気になったのは、体重が減ったのに お腹回りが増えたこと。視力の悪化、聴力の劣化などなど。 (01/25 15:20)

 

 我輩は、3~畳ほどの密室だけエアコン。且つ毛布にくるまって読書や睡眠。問題は、トイレや食事やシャワーなどの際は密室から出なきゃいけない…1歩部屋の外は氷の世界なことです。 (01/23 15:50)

 厚着してても家の中が寒すぎる。コートを羽織るか、ヒーター内蔵ベストを買うか…… (01/23 14:17)

 

 30日に一度の内科医院通院。可もなく不可も……。月曜日だからか富山も寒気が一段と厳しくなったからか、待合室は一杯。医院に付くと、ちょうど誰かが救急車に運ばれて行くところだった。そのせいもあってか、通院客が多かったのだ。

 通院は明日でも良かったのだが、天候の悪化が予報されてるので、自転車で行ける今日のうちに。待ち時間が一時間以上とのことで、スーパーへ。改めて出向いた。

 が、それでも未だなんです……と受付の人。椅子に座り、週刊新潮の読書欄を覗く。通院のたび、1ヶ月分の雑誌の読書欄を楽しむ(吾輩に愛想よくはしてくれないけど女性事務員と週刊誌が楽しみ)。 (01/23 12:59)

 

 おはようございます。さっき、台所の蛇口を観たら凍っていた。蛇口から漏れ出る水が凍り付いた! 指先で氷を折り、栓を捻る……固い……もっと強く捻る……微妙に動く……力付くで捻る……出た……真っ赤な液体……赤錆で濁ったのか……日頃こんな水を……更に捻る……瞬間湯沸し器が点火……が水の勢いが足りないのか すぐ火が消えた……栓を一旦締めて一気に栓を開ける……その繰り返し……おおやっと点火……今度は点火したままだ!

 何とか台所の水道は復活。それにしても 日頃こんな水を調理に使っていたんだ……ってか、台所の水道が凍結なんて初めてだ! (01/25 07:39)

 

 ← 樹木たちは雪の真綿にくるまって安らぎの時を貪ってる……わけない! (01/25 15:05)

 

 大谷 禎之介著の『マルクスに拠ってマルクスを編む―久留間鮫造と『マルクス経済学レキシコン』』を読みたい本登録。

「マルクスの厳密な解釈を基礎にした研究内容や方法において、わが国の経済学界に大きな影響を与えた久留間鮫造博士。彼はどのような人間であったのか。その仕事はどのようなものであったのか。晩年に精魂を傾けた『マルクス経済学レキシコン』というレンズを通して、その人となりと学問を浮きぼりにする」という内容。

 今読んでいる斎藤幸平の本『ゼロからの『資本論』』で久留間鮫造著の『マルクス経済学レキシコン』が推薦されていた。全く視野になかった人物であり本。かなり浩瀚。読破できそうにない。まずは本書から。 (01/25 16:28)

 上記の呟きの直後、斎藤幸平の本『ゼロからの『資本論』』を読了。

 次は、またまた浩瀚なる大著べッセル・ヴァン・デア・コーク著の『身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法』(紀伊國屋書店)を読む。読了には来月上旬までは要するかな。