タクシー乗務員はエッセンシャルワーカー | 無精庵徒然草

無精庵徒然草

無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

Seisoku  ← 赤坂 憲雄 著『性食考』(岩波書店)「食べる/交わる/殺すことに埋もれた不可思議な繋がりとは何なのか.いのちの根源との遭遇をめざす,しなやかにして大胆な知の試み」

 

 濃厚接触者として認定され、二週間の自宅籠り。下記の様に庭仕事。あとは少々の読書。上掲の赤坂 憲雄 著の『性食考』と、山本 義隆 著『重力と力学的世界 上 ─古典としての古典力学』とを交互に読んでいる。民俗学などを通じての泥臭い世界と、重力や慣性など近代物理学の歴史という日常からはかけ離れたような世界とを往還している。
 

 保健所(病院)によるスマホを介しての健康記録、五日目。スムースに。十数秒で。

 快晴無風。バイクでツーリングに……行きたかったけど自重。庭仕事。まずは、納屋に溜めてある枝葉の葉っぱと枝や幹との分離作業。ついで、昨日買ってきた資材を庭に。生け垣から落ち葉や土などが零れないよう、冊などを施す。

 表の庭から裏へ至る小道。苧環が育ってきて、いよいよ開花し始めた。苧環の小道が今年もできそう。

 

 タクシードライバーは、エッセンシャルワーカーだと改めて実感、実体験。リスクと背中合わせの仕事。タクシー会社はタクシー協会を通じ、市や県の当局にそのことを訴え、ワクチンの接種も介護業者並に急がせるべきだ。

 

 富山市の広報が届いた。快晴なのに、ビニール袋に入れて。ビニール袋入りなんて初めて。

 

Yamamoto ← 山本 義隆 著『重力と力学的世界 上 ─古典としての古典力学』(ちくま学芸文庫)「“重力”理論完成までの思想的格闘の足跡を原典に則して丹念に辿りつつ、誤りや迷いといった紆余曲折までも含めて詳らかにする。先人の思考の核心に「同時代的」に肉薄する壮大でドラマチックな力学史」

 

 山本 義隆 著『重力と力学的世界 上 ─古典としての古典力学』を読み続けている。ヴォルテールはフランスに帰国し、ニュートン力学の普及に努めた。「プリンキピア」を初めて仏訳したのは、ヴォルテールの恋人シャトレ公爵夫人。文学者が近代物理学史に登場する数少ない例。ついでながら、ニュートンの「光学」を仏訳したのも、ジャコバン党左派のマラーだった。
 本書で、ヴォルテール著の『哲学書簡』(岩波文庫)が参照されていた。僅か3年前に再読したけど(「ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(下): 壺中山紫庵」)、もう一度読みたくなった。そうか、フランスから国外退去されロンドンへ。3年間滞在し、フランスに比べ開明的だったロンドンに感激したんだ。