日向を好み、植えっぱなしでも勝手に育つということで、小生のように不精で且つ草木の育て方など何も知らないものには、とても助かる花。
→ 雨に濡れてるアガパンサス。紫陽花同様、雨が似合うみたい。
六月の初め頃だったか、長い茎の先に蕾のようなものが一杯出来て、一体、これは何だと驚いた。
もしかして、これが開花の状態なのか、それとも、これから先、見事な風に変貌してくれるのか、何も知らない小生は、期待していいのか、今が見頃と思うべきなのか分からず、宙ぶらりんのまま、とにかく日々、様子を見守っていた。
すると、ある日、蕾の一つが開花。
おお! なんて清楚で控えめな咲き方と感動した。
正直、長い葉っぱや茎が密集して木の根元近くなどに生えていたときは、いっそのこと、刈り取ってしまおうなんて思った…なんてことは、恥ずかしくて誰にも言えない!
この花については、既に、「アガパンサスの花から 」で大よそのことを書いているし、「アガパンサスの花言葉は 」なんて短編を書いたことがあることも日記に書いた。
そんなことも、「アガパンサスの花から 」の中に記したように、誰かに花の名前を教えてもらったからこそ、思い出したのだった。
← 雨の中のアガパンサス。
さて、ネットで調べても、アガパンサスについてあまり豊富な情報は得られない。
「アガパンサス属 - Wikipedia」の記述も至って簡素である。
「アガパンサス属 (Agapanthus) とは、単子葉植物の属のひとつで、南アフリカ原産。日本では園芸用に球根が販売される」とか、「花期は6-7月頃」、「花言葉はギリシャ語で「愛の花」という」といった辺りを抜粋しておけば十分だろう。
「別名は「ムラサキクンシラン」ですが、実際のクンシランとは何のつながりもない 」とか。
育て方その他については、さすがに園芸のサイトだけあって、下記が詳しい:
「【楽天市場】アガパンサスAgapanthus:Flower&Green GARDENさかもと
」
この中で、「冬は地上部が枯れます」とある。
→ アガパンサスと雨滴と。
そういえば、四月頃までは、庭を日々見回っていたのに、アガパンサスに何も気づかなかったのは、まだ雑草と見分けが付かなかったからか。
春四月ころからだったか、庭の方々にオオムラサキツユクサ(大紫露草)
が群生し始めていて、さすがに大半は萎れ気味だが、それでも、今もこれから一花咲かせようという意気込みの奴もいる。
小生は、最初、葉っぱの形状などから、育ち始めた頃のアガパンサスをオオムラサキツユクサの仲間なのかなと誤認していた可能性もある(← 内緒)!
← 今朝のゴーヤたち。軒の裏まで達している。日々、茎を右へ右へと誘導している。
以前も紹介したが、「Agapanthus(アガパンサス)はギリシャ語の「agapa(愛らしい)+ anthos(花)」の組み合わせことば」で、「明治時代中期に渡来」という(「季節の花 300 アガパンサス 」)。
高校時代の終わりごろ、哲学科を志望したこともあり、哲学史の入門書なども読み齧った。
その中で、エロスとアガペーという愛の二種類の言葉(観念)を知った。
後に俗っぽい、誤解を招く理解だと思い知らされるのだが、当時は、エロスはギリシャの言葉であり、地上的な愛、肉体的な愛であるのに対し、アガペーなる愛は、キリスト教的な、精神的な愛情といった理解・紋切り型の対比を鵜呑みにしてしまった。
(詳しくは、例えば、「猫猫先生よりのコメント「エロスとアガペー」に寄せて - Comments by Dr Marks
」など参照。)
なので、アガパンサスなる花の名前が、愛の花なのだと知って、ちょっと懐かしくなったりしたのである。
→ 我が部屋の磨りガラス越しの光景。ゴーヤの葉っぱ達が、手を振って、懸命になって挨拶しているみたい。部屋の中に入れてあげたいけど、そうもいかない!
上記したように、アガパンサスは「明治時代中期に渡来」した花ということで、季語としては定着していないようである。
ネットで散見する限り、花の咲く季節からだろう、夏の季語扱いしている方が見受けられるようである。
例えば、「照れまん君の俳句歳時記 「アガパンサス」 - Windows Live
」を参照。
小生の場合、季語としての規律や決まりを知らないので、勝手な句を表題にしてみた。
梅雨空やアガパンサスの花の色 (や)
(09/07/08 作)




