スーパーのレジにて | 無精庵徒然草

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無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

スーパーのレジにてトラブルがあった。
いつものように昼前、行きつけのスーパーへ(夕方は混むし、夜の仕事の時間との兼ね合いで慌しいので、大概、昼前に買物をする)。



0807151sudare

← 我が部屋にはエアコンがない。西日が当たって暑い! 部屋は道路に面していて照り返しも凄い。我輩にはエアコンを買うカネもない。なので、納屋から古い簾(すだれ)を引っ張り出し、庇に釘を打ち付けたりして、ぶら下げた。見た目は涼しげ!



必要なものをカゴに詰め、レジへ。
比較的空いているレジ。若い女子店員。


見たことのない顔。それがまずかったのか。
普段ならベテランでなくても、何度も顔を見かけている人のレジに立つ(その中で比較的空いているレジを選ぶ)。


前の客が済んで、小生の番。
店員、機嫌が悪かったのか、中年の小生が気に食わなかったのか、最初から態度が悪い。


愛想がまるでない。
愛想がないのは我慢する。


が、あとがひどかった。


合計が2500円余りなのだが、千円札が一枚しかなくて、五千円札を一枚出した。

お釣りは、2485円。


店員は釣銭を用意する。
最初は千円札を二枚。


ここまではいい。
次は小銭。これがひどかった。


小生は、左手はカゴの取っ手を握っているので、右手を開いて差し出す。

店員、釣銭を小生のほうを全く見ないで放る。


釣銭(の硬貨)の数は、百円玉4つ、五十円玉1つ、十円玉3つ、五円玉1つの合計、9個。

それらが、小生の手の平に全く触れずにまっすぐ床へ。


要するに、客観的に描写すると、釣銭を床へ放り投げたってこと。


それでも、店員は俯いたまま、知らん顔。

カネは手前が勝手に拾えってか ? !


大人しい小生だが、思わず、「あんまりじゃないか!」と呟いた。


拾おうとすると、店員は素知らぬ顔でポイントカードと領収書を併せて出す。


おいおい、オレはそんなもの受け取っている場合じゃないよ!


店員は相変わらずそっぽを向いたまま。


小生の後ろにいた別の客が見かねて、小生が釣銭を拾うのを手伝ってくれた。


気が急くし、気まずいし、恥ずかしくもあり、全部を拾えたか分からない。確かめる余裕もなかった。
早く、その場を立ち去りたい気分。こんなことがあっていいのかという、信じられない気持ち。


それでも、店員は知らん顔。


顔を俯けたり背けたりして、女子店員は小生のほうは、とうとう最後まで全く見なかった。


大人しい小生。大概のことは我慢する。
というより、普通の人から見たら必要以上に大人しいタイプの人間なのである。
歯がゆいほどかもしれない。
生まれながらに身に障害を背負ってきた人間の卑屈さのようなものがもたらした習性かもしれない。


普通の人なら、釣銭を投げた時点で声を荒げるに違いない。


小生は黙って、商品を持参のビニール袋(その店のもの)に詰め…ているうちに、やはり我慢がならず、インフォメーションカウンターへ。


店長を呼んだが、来たのは、多分、先輩格の女子店員。

事情をメモに書いた上(電話番号と名前も書いた)、店員に説明。
「あまりにひどすぎる」と一言。


店員も「どうもすみませんでした」というが、レジでの若い店員の振る舞いがどんなひどいものだったか、理解しきれてないよう。


そう、あんな態度の店員なんてドラマでも見たことがない、それほど、見苦しいものだった。


夕方、用事を済ませ帰宅すると、どうやら店長からお詫びの電話があったらしく、父が承ったみたい。

本人の小生にはお詫びはない。


店長も、あの店員の振る舞いのひどさを恐らく分かっていないのだろう。
ありえない仕儀だから、まあ、ちょっと失礼があったかな、お詫びの一言も伝えておけば、それで済む程度のものと思っているのだろう。


でも、そんな程度の事件じゃなかった。


釣銭を床へ放り投げる!


客が床に落ちた釣銭を拾う。他の客が見かねて拾うのを手伝う。
その一切を店員は無視し続ける。


我が家から自転車で十分ほどのスーパー。
理由はいろいろあるが(レジが比較的混まない、立地条件がいい)、お気に入りの店だったのに、もう足を運ぶことはないだろう。


小生がそのスーパーで費やすおカネなんて、父母と小生の三人家族の分だし、高が知れている。

週に一万数千円。年間で50万から60万ってとこか。

その分がそっくり他の系列のスーパー(店舗)に流れる。


それでも大きなチェーン店系列を持つスーパーにとっては、小生一人、客が減っても、痛くも痒くもないんだろう。


むしろ、お気に入りの、立地条件も悪くはなかった小生のほうが利用しなくなるのが痛い。

なんだか、小生が不祥事を起こして出入り禁止ってバツを喰らうみたいで釈然としない。


でも、あんなスーパーで、また同じ目に遭うかもしれないと思うと、とてもじゃないが、足を運べるはずもない。


とっても悲しい一日になった。
悲しいじゃない、屈辱的な一日だ。


小生が悪いわけじゃないはずなのに、損をするのは小生だなんて、間尺に合わないじゃないか。


さて、スーパーの名を晒すべきか。



0807152sudare

→ 西日は部屋のこの面もまともに当たる。古い古ーい簾(すだれ)なので、ちょっとの風で壊れそう。今夏を乗り切れるか分からない。それでも外から見たら涼しげに見えるんだろうな。計算外の欠点があった。それは日中でも部屋の中が暗くなったこと。仕方ないか。



[この日記は一昨日、書いたもの(書いた時点で既に<事件>からまる一昼夜以上を経過している)。自分が冷静か、怒りや屈辱感で一方的なことを書いていないか見極めつつ書いたつもり。文中、「夕方、用事を済ませ帰宅すると…云々」と書いている、実は、銭湯。そう、不愉快でムシャクシャするので、数年ぶりに銭湯へ足を運んだのだ。「銭湯へ! 」では、そんな事情が背景にあっただなんて、一言も書いてないけど、そんな<事件>でもないと、腰の重い小生は動いたりしない!]