(写真)パッションフルーツで泡盛
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先週の土曜日に、初めての感激する体験をした。
パッションフルーツに初めて出会い、これを杯として泡盛を飲んだ。
果物の甘みと酸味が泡盛をマイルドにし、おかわりの時には、くりぬいたトロトロの実をスプーンで杯に入れてあげるとパッションフルーツカクテルになる。

パッションフルーツをはじめて見たときは、くすんだオレンジ色でつややかに輝き、陶器で出来たボールのように思えた。実にいい具合に上薬がかかっていて味のある焼き具合に仕上がったようだ。
と感じたが、石垣島で採れたフルーツだった

酔いからさめ調べてみたら、ブラジル原産の亜熱帯に生育する果物で、日本では沖縄でしか栽培できないようだ。
和名では「クダモノトケイソウ」と呼び、果実を食用とするツタ性の多年草で、初めて食べたが実に美味しかった。泡盛を飲むだけでなく、シャーベット、フルーツサラダのドレッシングとして使っても面白そうだ。

多少お店、八重山バー『こがめ』の成り立ちを紹介したほうが良さそうだ。
この店は、沖縄八重山諸島の貴重な食材と八重山で作っている泡盛が楽しめる店で、月に1回だけオープンになる常識では成立しない面白い店だ。

店のスタッフは、別に本業を持っており忙しい毎日を送っているが、八重山諸島の食材にこだわりを持っていて、その美味しさを体感してもらいたいというほとんどボランティア的な活動の一環として行っているようだ。
こんなところが、食材を供給してくれる八重山諸島の人々とつながっているのだろうし、月に1回だけのオープンというのにはこんな理由がある。

メニューを紹介すると、
1、本日の肉
石垣牛刺身、石垣牛で作ったソーセージ、美ら豚のトロトロラフテー
2、本日の魚
石垣近海生黒マグロ刺、西表近海カツオの煮付け
3、本日の野菜
パパイヤの天ぷら、ゴーヤの天ぷら、島おくらのサラダもろみソース
4、本日のスペシャル
西表産ヤシガニの姿蒸し、パッションフルーツ祭り
5、本日のスピードメニュー
魚すり身の島こしょうあえ、石垣産タカセ貝の刺身、島らっきょう、シャコ貝の燻製、ジーマミー、島どうふのわたがらす添え、黒糖

どれをとっても新鮮でよだれが出てしまう。これまで何回か行ったが間違いがなく新鮮で美味い。沖縄料理の店が結構あるが、『こがめ』は、沖縄料理というよりも八重山自然懐石のように手を入れないで食材だけで勝負できる本物の店だ。

ただ、月Ⅰ回だけであり、7~8月はお休みとなる。
9月第三土曜日の開店が待ち遠しい。

No2に続く
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