暇な人限定。
ツアーってゆーのは色んな事が起こる。
あれは確か何年か前、マディビーチとのツアーだった。
真冬の東北ツアーで青森を目指し、順調に進んでいたのだった。
途中インターなどに寄り和気あいあいと仲のイイふりをしていた。
そして俺は先輩風を吹かし、マディ号に乗っていた後輩、さーかずとトレードを申し出た。
さーかずがジェシー号に乗り込み、俺がマディ号の助手席に乗る。
その光景はまるで、朝ひとつのバンにタコ詰めされ現場に向かうおっさん達のようだった。
いざ出発し、ジャイが運転していた。途中猛烈に吹雪ながら、ジェシー号の後を追いかけていた。
俺は少し不安になっていた。
こいつらがまともな車に乗ってるはずがねー。
そんな俺の心の声を無視するかのようにジャイは軽快に飛ばす。
とうとうたまらなくなり、俺はジャイに聞いた。
俺『この車、どうせろくなタイヤはいてねーんだろ?』
その時のジャイの返事を詳しくは覚えていないが、なんとなく安心させられ考えない事にした。
しばらく走ると一番恐れていた事が・・・起こってしまったのだ。
ふぶきの中、このスピードで大丈夫なのか!?前が見えずらい。しかし先導のジェシー号は飛ばす飛ばす。
そう思った瞬間だった。
マディ号が一瞬揺らいだのだ。
気のせいかとも思えたが、その直後!
あのスピードの中、車がゆらりと回り始めたのだ!
徐々に加速して回っていく!!
だから俺は思ってたんだ!
やっぱりこの車はクソだったんだ!!
自分が変われと言ったくせに、さーかずを怨みながら、スローモーションの中にいるような感覚で回ったのを覚えてる。
奇跡的に後方からの車はなかったが、俺たちを置き去りにするかのように見えたジェシー号のバックの場面。
そしてガードレールにぶつかるかと思った時、ようやく車が状態を建て直したのだ!
本来向かうべき方向とは真逆に。
止まる瞬間ビビっていた事を後輩達に悟られないために、俺は精一杯の根性を絞りだし、少し声を震わせ、
『大丈夫だから・・・。』
などと根拠のない事を呟いたと思う。
回ってる間、不思議なもので誰も声を発しないんだ。
本当にヤバいと思ってたんだろ。
各自いろんな事を考えていたらしい。
車が止まった瞬間、その日一番のテンションピークを向かえてしまう俺らでした。
タカトシはのんきに車の修理代の計算してた(笑)
何!?他にも聞きたいって!?
しょうがねーな。暇潰しにもう1つだけな。ありすぎてキリないから。
あれは俺達の東京ツアーだった。
マサト(VRC)と俺達の先輩ひとりと共に向かっていた。
都内に入り、首都高の出口を間違え道に迷っていた。
バンだから狭い道通るのもやっとで、知らない道走るストレスも相当たまっていたと思う。
先輩が運転していたんだが、もうどうにもこうにも、今何処にいるかも分からない状態で、人に聞けって言っても『知らない人と話すなんてヤダよぉ~』なんて事言ったか分からないが・・・。
今思えばあれは世田谷だ。
知ってる人も居るかと思うが東京インターの側道を道なりに行くと突然、道が消えるんだ・・・。
先輩は入り時間の事も気にしてか、けっこう知らない道なのに飛ばしてた。
少し登りチョーシの坂を軽快に走らせる。
おいおい、道も細いし、もう少しゆっくりでも・・・。
but...ガンガン走らせる!
大丈夫かな(^o^;)
but..,お構い無しでさらに走らせ加速を付け一気にかけ上がる!!
その瞬間だった。
俺達は鳥になった。
突然道が消えたんだ・・・。
なんでかなんて考える暇も、当然なかった訳で本気でやってしまったと思った・・・。
まだやり残した事いっぱいあるのに。
もっと女の子とにゃんにゃんしとけば良かったなど・・・思ったかは分からないが。
1つだけ覚えてる事がある。
運転していた先輩が、その時もスローモーションで、俺の方をゆっくり見た(その時の頭の中のイメージ)
そして今まで見たことない寂しそうななんとも言えない表情を浮かべ
『ゴメン・・・』
って言いやがった。
その時俺は何を考えたのか分からないが今までないくらい人を恨んだに違いない。
未来ある若者の将来が夢が希望が、『ゴメン・・・』の一言で終わってしまうのだから。
そして車は大きな音を立てて着地したんだ。
そこは恐ろしく急な下り坂で前からだともう道が見えない。
果たして何メートルもの大ジャンプをしてしまったんだろう。
その後のテンションは上がると言うか車の持ち主のマサトのイライラがハンパなかった。
ライブハウスに着き、機材のセッティングしたら俺のアンプがぶっ飛んでしまっていた。
その後俺のイライラがハンパなかった。
こんな兄弟を一気にどん底に落としてしまうような先輩をどう敬えばいいのでしょう。
さあ渋滞も抜け出し、快調に飛ばします!!
お付き合いありがとう!
あれは確か何年か前、マディビーチとのツアーだった。
真冬の東北ツアーで青森を目指し、順調に進んでいたのだった。
途中インターなどに寄り和気あいあいと仲のイイふりをしていた。
そして俺は先輩風を吹かし、マディ号に乗っていた後輩、さーかずとトレードを申し出た。
さーかずがジェシー号に乗り込み、俺がマディ号の助手席に乗る。
その光景はまるで、朝ひとつのバンにタコ詰めされ現場に向かうおっさん達のようだった。
いざ出発し、ジャイが運転していた。途中猛烈に吹雪ながら、ジェシー号の後を追いかけていた。
俺は少し不安になっていた。
こいつらがまともな車に乗ってるはずがねー。
そんな俺の心の声を無視するかのようにジャイは軽快に飛ばす。
とうとうたまらなくなり、俺はジャイに聞いた。
俺『この車、どうせろくなタイヤはいてねーんだろ?』
その時のジャイの返事を詳しくは覚えていないが、なんとなく安心させられ考えない事にした。
しばらく走ると一番恐れていた事が・・・起こってしまったのだ。
ふぶきの中、このスピードで大丈夫なのか!?前が見えずらい。しかし先導のジェシー号は飛ばす飛ばす。
そう思った瞬間だった。
マディ号が一瞬揺らいだのだ。
気のせいかとも思えたが、その直後!
あのスピードの中、車がゆらりと回り始めたのだ!
徐々に加速して回っていく!!
だから俺は思ってたんだ!
やっぱりこの車はクソだったんだ!!
自分が変われと言ったくせに、さーかずを怨みながら、スローモーションの中にいるような感覚で回ったのを覚えてる。
奇跡的に後方からの車はなかったが、俺たちを置き去りにするかのように見えたジェシー号のバックの場面。
そしてガードレールにぶつかるかと思った時、ようやく車が状態を建て直したのだ!
本来向かうべき方向とは真逆に。
止まる瞬間ビビっていた事を後輩達に悟られないために、俺は精一杯の根性を絞りだし、少し声を震わせ、
『大丈夫だから・・・。』
などと根拠のない事を呟いたと思う。
回ってる間、不思議なもので誰も声を発しないんだ。
本当にヤバいと思ってたんだろ。
各自いろんな事を考えていたらしい。
車が止まった瞬間、その日一番のテンションピークを向かえてしまう俺らでした。
タカトシはのんきに車の修理代の計算してた(笑)
何!?他にも聞きたいって!?
しょうがねーな。暇潰しにもう1つだけな。ありすぎてキリないから。
あれは俺達の東京ツアーだった。
マサト(VRC)と俺達の先輩ひとりと共に向かっていた。
都内に入り、首都高の出口を間違え道に迷っていた。
バンだから狭い道通るのもやっとで、知らない道走るストレスも相当たまっていたと思う。
先輩が運転していたんだが、もうどうにもこうにも、今何処にいるかも分からない状態で、人に聞けって言っても『知らない人と話すなんてヤダよぉ~』なんて事言ったか分からないが・・・。
今思えばあれは世田谷だ。
知ってる人も居るかと思うが東京インターの側道を道なりに行くと突然、道が消えるんだ・・・。
先輩は入り時間の事も気にしてか、けっこう知らない道なのに飛ばしてた。
少し登りチョーシの坂を軽快に走らせる。
おいおい、道も細いし、もう少しゆっくりでも・・・。
but...ガンガン走らせる!
大丈夫かな(^o^;)
but..,お構い無しでさらに走らせ加速を付け一気にかけ上がる!!
その瞬間だった。
俺達は鳥になった。
突然道が消えたんだ・・・。
なんでかなんて考える暇も、当然なかった訳で本気でやってしまったと思った・・・。
まだやり残した事いっぱいあるのに。
もっと女の子とにゃんにゃんしとけば良かったなど・・・思ったかは分からないが。
1つだけ覚えてる事がある。
運転していた先輩が、その時もスローモーションで、俺の方をゆっくり見た(その時の頭の中のイメージ)
そして今まで見たことない寂しそうななんとも言えない表情を浮かべ
『ゴメン・・・』
って言いやがった。
その時俺は何を考えたのか分からないが今までないくらい人を恨んだに違いない。
未来ある若者の将来が夢が希望が、『ゴメン・・・』の一言で終わってしまうのだから。
そして車は大きな音を立てて着地したんだ。
そこは恐ろしく急な下り坂で前からだともう道が見えない。
果たして何メートルもの大ジャンプをしてしまったんだろう。
その後のテンションは上がると言うか車の持ち主のマサトのイライラがハンパなかった。
ライブハウスに着き、機材のセッティングしたら俺のアンプがぶっ飛んでしまっていた。
その後俺のイライラがハンパなかった。
こんな兄弟を一気にどん底に落としてしまうような先輩をどう敬えばいいのでしょう。
さあ渋滞も抜け出し、快調に飛ばします!!
お付き合いありがとう!