ずっと書きたくてまとめられずにいたこと。

1年間つむぎで学ばせてもらい、
改めて健康って何だろう?と考えたときに、
今までの考えじゃいられなくなりました。

気付いたことは、
人間ってもう既に健康なのです。
本当は完璧な健康状態で生まれてくるのです。

「健康になりたいなりたい」と思いながら、本来は健康だという事を失念している自分に気付きました。
野生動物は滅多に病気になりません。
ガンや糖尿や高血圧や鬱や肥満にはなりません。
人間はなぜこんなに不調なのでしょう?
なぜ病気で死んで行くのでしょう?

こんなに健康の為に、運動したり、食事や栄養を研究したり、いろんな健康法をいろいろ試して「合う・合わない」なんて言っている。

自然界でこんなに病に悩んでいるのは人間と、人間に関わったペット、動物や植物です。

野生動物は、自然にある数種類のものしか食べていません。人間はこ〜んなに色んな物を考えて食べる必要があるのでしょうか?

自然界は子孫を残したり、食い食われたり、循環する事で成り立っています。と〜っても複雑に絡み合った関係を築いています。
人間の皮膚などにも菌は住んでいます。その菌に人間は助けられているし、人間も菌に住処や食事を提供しています。大地の表土にも菌がいて、落ち葉などを分解したりして、水をきれいに濾過出来る表土を作っています。
菌の事も含めて、科学ではもう解明しきれない、自然界の循環があります。

自然派美容を学んで、
いかに人間が皮膚を洗い過ぎて免疫力を下げているか、歯磨き粉で唾液の菌が死ぬことで体のサイクルが壊されているか、などを知り、企業の謳い文句に踊らされているという事に気付かされました。
こんなに人間が洗剤を使い始めたのは戦後になってから。清潔になった事で減った病気もあれど、清潔にし過ぎている事で増えた病気に今は悩まされているように思います。

野菜は人間によって養殖された植物です。
オーガニック、有機野菜も、化学肥料で育った野菜も全て、肥料で太らされた植物です。
スーパーに並ぶお肉もお魚も、餌を与えられて、人間が育てた養殖動物です。
これらが本当に健康な生き物なのでしょうか?

健康な生き物とは、自然界の食物連鎖や森羅万象の中で子孫を残す力を持ち、絡み合った循環の中で生命力を持っているものではないでしょうか?

栄養は確かに一時的効果はあります。だけど不調の原因を治すものではないように思います。
健康法も一時的に効果はあります。だけど原因はやはり食事で、健康な生き物を摂らない事にあるのではないでしょうか。

正解は分かりません。
科学では解明出来ていないです。
だけど、
こんなにも考えているのに不調な人間に対して、
野生動物は何も健康について考えずに健康なのです。

この理論を自分に試す今を発信していく事が、今の自分に出来ることだと思っています。

そして、それでも私は健康法を仕事にしています。人と癒し合う事が好きだからです。
これからの事は分かりませんが、私だから出来る事もあると思っています。

1年、つむぎでいろいろな経験をさせてもらい、今の私の正直な気持ちを書いてみました。

これからの長谷川もどうぞよろしくお願い致します。