店長の独り言&キャロット通信

大手製薬メーカーのサプリから健康被害が出ました。サプリは「薬」じゃなく「食品」だから、原料検査が薬よりは緩い傾向にあります。信頼できるメーカーじゃないと心配です。当店の取り扱うサプリには、「紅麴」を使ったものはございません。サプリの選定も、過去の実績が重要で、新商品には飛びつきません。じっくり、他の店で成果が上がったものを検討します。安心安全で、成果が出たもの、だったら扱います。安心安全がモットーです。・・だから最先端はいけません。変わり映えしなくて、スミマセン。

さて、もうすぐ新年度、今年も健康づくりの基本はやはり毎日の食生活。当店のお伝えしたい2本柱。一つめは「何」を。体を作る材料だから、化学薬品(添加物や残留農薬等)のない安心食材の提供。もちろん、栄養価も高くて美味しい材料。二つめは、「どう食べるか」食生活のあり方。「伝統的な日本食」+1割の動物性食品、いわゆる「スーパー和食」と言われる昭和50年くらいの食事が手本です。・・・この二つに視点を置いて、いろんな提案をしていきます。この仕事も38年。無添加食品も、ホント「美味しく」なりました。昔は、ラーメンにしても、美味しくなかった。今だから言えます。化学調味料が出てきた頃でしたから、それを使わない加工食品はお世辞にも美味しいとは・・・。しかし、だしの加工技術も進歩して、今では無添加の方がクセがなく美味しいと思います。美味しくて、元気な体を作る食材を提供する事がうちの役目。美味しくなきゃね。そして、穀物(米・雑穀・豆類)を主体に植物性中心の食生活(ただし動物性食品は1割必要)、調理法も酸化を防ぐよう低温調理・・・たどり着く食事は、やはり「伝統的な日本食」になります。とはいえ、これだけ「欧米食」が浸透している現代で、「伝統的な日本食」に完璧に戻ることは難しい。私は農家の次男坊でしたから、小さい頃は毎日「菜っ葉の煮物」と魚・漬物ばっか。中学高校の頃、やっと「カレーやシチュー」が入って来ました。ここ50年で、食事はゴロっと変わりました。ただ、私は、穀物・菜っ葉主体の食事でつくってもらった体が、今の元気の源だと思ってます。だからといって、「昔の質素な食事に戻れ」なんて言う気はありません。「徐々に」でいい、少しずつでも、日本食の比率を高めていってほしいと思います。「伝統的な日本食」=「粗食」とは考えてはいません。このストレス社会の中、「食べる」という楽しみは大事です。昔と比べ食材も豊富、調理法も発達した中、美味しいものを少しずつの「少食グルメ」を楽しむのが良いと思ってます。「免疫力」の要の臓器は「腸」です。「腸」が丈夫になる食事が「日本食」、「日本食」の比率を高める事が健康に繋がる。美味しく食べて健康に!!