店長の独り言&キャロット通信

今回も前回の「毒々しいチラシ」に続きます。先週、「私の周り、今年に入って知り合いが急になくなっています、3人も」と書きましたら、同じように感じておられる方がたくさんおられました。「友人が急に」「知り合いが急に」「最近の新聞のお悔やみ欄、めっちゃ多いですよ」「救急車の出動回数が増えてます:関係者」・・・などなど。高齢化社会なので、毎年死亡者は2~3万人程(その内「老衰」での増加が1万人強)増えています。ただ、去年から様子が変わっています。そして、今年2月の前年同月比で、2万人の増加。今までの1年分を、たった1ヶ月で。さらに5月24日厚労省速報で3月も1万6千人の増加。・・・なぜ増えているのか?何の死亡原因が増えているか?厚労省から、見解は一切ありません。大したことじゃないんでしょうか。厚労省もマスコミも知らん顔。ネットの一部で騒いでるくらいです。昨年のデータから推測すると、「心不全」がかなり増えてるらしい。やはり「血栓と免疫力低下」が絡んでいそうです。・・ここで「血栓」の豆知識。「血栓」というと悪いイメージを持たれてる方居られますが、「血栓」は人間の大事な免疫機能です。いわゆる「カサブタ」です。傷を負えば、「血小板」が集まって凝集してカサブタをつくります。カサブタに守られて細胞が修復され、修復が完了すると、皮膚の傷ならカサブタははがれ、体内の傷なら「プラスミン」という酵素でカサブタ(血栓)は分解されます。人体修復の為の重要な機能です。問題は、用済みになった血栓が分解されずにそのまま血管内を流れる事。血がきれいな人は、適切に分解されますが、持病を持つ方は血液自体が汚れていて分解出来ずに血管中に「血栓」を放置する形にもなります。その血栓が、コレステロールや中性脂肪のゴミで細くなったところで詰まると「梗塞」を起こします。高齢化に伴う「動脈硬化」で血栓を作り「梗塞」に至る従来のペースより、たくさんの方が血栓の危険に曝される「現象」が今起こっています。コロナに罹ると「炎症」を起こして「血栓」をつくり、その血栓が重篤化に繋がります。コロナに罹るほどではないにしろ、ワクチンを打っても「炎症」が起こり同じように「血栓」が出来ます。これが副反応の主因。健康で血がきれいな方は、問題なく血栓を適切に分解できますが、持病をお持ちの方、血が汚れている方は、この血栓に対応出来ているでしょうか。「血栓」残ってはいないでしょうか。「念のため」「転ばぬ先の杖」、更に今年の「猛暑」に備え、今、血液・血管の掃除を検討してみてはいかがですか。