つい先日

ようやく

大阪歴史博物館の

あやしい絵展へ行ってまいりましたー




まず はいってすぐの生人形  

歯が見えているとのことですが

見えず

もしかして。。。この、生(き)人形というのは 裸だったのではないだろうかと

それこそ あやしい勘繰りをしてしまいつつ 奥へ



屏風は 見応えあり。



いちまいいちまい 


季節があらわされていて

物語からとりだされた その人物の、想像しうる心情が


目線、口の開き方、首の角度、髪の流れた先、指先、立ち姿

すべてがこの面から見えるように描かれているし


背景が

 いなかの襖を思い出されるやけたような茶色か灰色で、

しぼりや格子柄のような生地の凹凸まで見える着物、帯留めやら それぞれの細かい柄がひきたつようで


延々見てたい w



下町の風景も

野原の感じもノスタルジックで

子供の頃を思い出しながら。



中で

人物は好きではないながら


北野恒富


道行




芸術作品よくある

   恋で破滅する二人の


カラス!

空のカラスだけで あんな展開が見えるなんて 

それが 人知れず 道の先で起こっていると想像すると 

こわい絵だ。





人魚のあたりは

ルソーみたいに。。もしや、脚が描けない、とか、女性性の排除とか そういうんじゃないだろうか と よけいなことを考えてしまって 集中できず。。


ただ

これ

どうしても

好きで

絵葉書買いました。




橘小夢
水魔




この前にハルカス美術館で見たサロメ、

  ギュスターヴ・モロー展と かぶる有名すぎるお話と小さな作品


色味からか

ミュシャ

があったり

(大サイズで感激だったけど)



あんまり

あやしくないのもありました。。。


個人蔵のも多数で嬉しいかぎり。 





 そして


このこではじまり

このこでおわる



全体の雰囲気から
背景と猫のさかいめ
お部屋の感じ

猫のどの部分も それぞれに味があって

えんえん見ていたい。

ときどきのどどいつもよかった。



稲垣仲静





また開催されたら
行きたい