中山です。
国家資格キャリアコンサルタントの学科試験勉強の進め方についてお話していきます。
学科試験合格のカギとして、一つは苦手分野を作らないことです。
キャリアコンサルタントの学科試験の特徴はとにかく、覚えることが多いということです。
カウンセリング理論、キャリア理論、労働法、労働経済状況、発達心理、組織心理学などなど。
どこかに狙いを定めて勉強するのでは合格できません。
これまでの受験生を見ていると、一問、二問足りず不合格という方が案外多いです。
これを惜しいと思うかもしれませんが、70点でなければ、何点でも不合格なのです。
だからこそ、しっかり、全範囲を網羅して勉強する必要があります。
改めて国家キャリコンの試験範囲と学科過去問題を比較するとまんべんなく出題されていることがわかります。
◆キャリアコンサルタント試験の出題範囲
https://www.career-shiken.org/files/past-01.pdf
◆学科過去問題
https://www.career-shiken.org/past.html#contents02
これまでの受験生の苦手分野として、
最新の労働経済状況がわからない
キャリア理論が苦手、人物名と理論が一致しない
労働法関連
人事労務関係
などが、よくあげられます。
人によって苦手分野はありますが、苦手分野を捨ててしまうと、70点を取ることが難しくなります。
あまり見慣れない人物や用語などが出る難易度の高い問題がわからなくても、すべての範囲の基本をしっかり勉強すると70点はとれるでしょう。
まずは、最新の過去問題第3回をといてみて、どの分野が苦手なのかを明確にしてください。
苦手分野については、テキストを読んで、基礎知識を学びなおしましょう。
テキストを読んで、再度、同じ分野の過去問題そして2級キャリア技能士の過去問題を解いてみると、InputとOutputの反復で苦手なものも徐々に覚えていきます。
苦手分野の克服は、「テキストを読むこと」と「演習問題を解くこと」を交互に行うのが効果的なのです!
実際、中山アカデミーの学科独学パッケージをご利用いただいている方から「まるわかり10日間ポイント集」と、過去問題やメール講座の演習問題を交互に取り組むことで知識が定着してきたという声を数名からいただいています。
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