GWなのに前夜は20cm雪が積もったそうです。
久安の湯は、昔は旅館棟専用の混浴だった為、浴槽がひとつだけで男女入れ替え制です。
女性:10:00~12:00・21:30~翌朝8:00
男性:13:00~21:00
ここに入りたい時は時間を合わせて行くことをおすすめします。
泉響の湯は男女別の内湯。
お風呂あがりは休憩室からしんしんと降る雪を眺めていました。
青森最終日は酸ヶ湯周辺の温泉を巡りました。
蔦温泉は青森を代表する温泉の一つです。
足元湧出の温泉です!!
ワクワクしながら久しぶりに訪ねました(*´∀`)
立寄り入浴は10:00~16:00(15:30受付終了、16:00退館)なんですが、「久安の湯」は以前は混浴風呂だったため1つしかありません。日帰りの時間帯は、時間によって入れるのが男性か女性か替わりますので、事前にお時間を確認されることをおすすめ致します。
今回はちょうどお昼位に行ったので昼食を挟んで男性同行者も私も入れてラッキーでした!「久安の湯」の名の由来は、久安3年には、既にこの場所に湯治小屋があったから、のようです。女性のお風呂は両方とも入ってる人が誰もいなくて足元湧出の温泉をじっくり独泉で楽しむことができました。平日の旅の良さを感じます♪
もう一つあるお風呂は「泉響の湯」です。
以前は混浴でしたが、改築され男女別になっています。
明治30年から初代が経営をはじめ、大正7年に建てられた建物が今もなお残っています。
蔦温泉は、大町桂月が晩年を過ごした宿として有名ですね。
桂月は青森県に10回も来ています。
桂月が蔦温泉に滞在した日数は、596日で宿泊は、582日!
大正14年には、ご家族と共に本籍も蔦温泉に移しました。2カ月後、蔦温泉で永眠。
大町桂月の辞世の句は「極楽へ越る峠の一休み 蔦の出湯に身をば清めて」と言われていますが、バスガイドさんが紹介するものはもう一つあります。
「陸奥の国 十和田の山に血を吐いて 其儘死ぬは我は本望」(酒を飲みたいだけ飲んで死ねたら・・・ってことのようです)が本当の辞世の句だったという説もあります。
「住まば日の本 遊ばば十和田 歩きゃ奥入瀬三里半」
「山は富士 湖水は十和田 広い世界にひとつづつ」
2015年、本館の改修の際に大町桂月の資料館が開館したそうです。
青森に初めて来た温泉好きの方には必ず寄ってもらいたい温泉のひとつです。
※お風呂は許可を頂き撮影させて頂いております。
2014.5.25