下部温泉 ホテル守田 | 温泉マニアどこでもまりこの温泉巡り

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全国津々浦々訪ねた温泉の忘備録です。

先日行われた源泉湯宿を守る会の源泉見学会。

温泉好きにとって、お宿の温泉の裏側を見れるまたとない機会。

そして今まで泊まったり温泉に行ったりでお世話になったお宿の方達に会える宴会。初対面の方は2人だけでほとんど知ってるお宿の方でとっても楽しかったです(*´∀`)

 

初日は下部温泉のホテル守田に集合し、

 

 

 

 

送迎車で町の担当者立ち会いの元、しもべ奥の湯高温源泉見学。鍵が閉まってるところや蓋が閉まってるところも開けて見せてくれました。そして共同泉厚生組合源泉やホテル守田さんの裏の源泉経路を見学後、湯之奥金山博物館にて温泉セミナー。

会長の白根館の深沢さんのご挨拶で始まり、

古湯坊 源泉館の館主 依田茂さんの
「下部温泉における湯治の歴史と現状」

そして、日本源泉湯宿を守る会 名誉会長であり理学博士の平野 富雄先生の「温泉分析書の見方-ぬる湯の効用と楽しみ方」

どちらも興味深くあっという間に時間が過ぎました。みなさん真剣に聞いています。

特に依田さんのお話を聞いて、温泉地を活性化するには自分には何ができるだろうと考えさせられました。

というのも以前11/26の下部温泉の無料開放の時に来たんですが無料開放にも関わらずお客さんが全然いないのです。

いろんな温泉地に行っても「すごく」活気があるところって少ないですよね。ぱっと思い浮かぶのは道後温泉かなぁ・・・

今までのように湯治=高齢者では温泉宿の未来はないと思います。

実際下部温泉でも40年間で17軒のお宿が廃業されたそうです。

今回来てくれた温泉仲間のように、若い世代がもっと来てくれるようになれば変わっていくような気がします。インバウンドに目を向ける前に日本人の高齢者ではない世代へのアピールも必要だと思います。

旅行会社だってそうです。

今はネット社会で、それまでは誰も来ないような場所であっても、インスタやfacebook等であっという間に拡散され、人が押し寄せる観光地に「急に」なれる時代です。千葉の濃溝の滝や江川海岸がそうです。温泉地や温泉宿だって「明日は我が身」でそうなれる可能性を秘めてると思います。

セミナーの終了後はホテル守田さんへ戻り夕食前にお風呂タイム♪

古湯坊 源泉館さんの社長のご厚意で、今は日帰り入浴を止めてしまったけど、今回、特別に入らせてくださいました。嬉しい\(^^)/(しかも女性専用時間に)ありがとうございます

そして夕食兼懇親会。

お宿の方達ともいろいろ話せてとっても楽しかったです!
人と人はご縁でいろんな所で繋がっているんだなぁと感じる懇親会でした。
しかも炭酸泉で有名な泉岳舘さんが炭酸泉を持ってきてくれていて飲ませて頂きラッキー♪

続く二次会でもいろいろお話できて有意義な時間でした。

参加してくれた仲間も楽しかったようで私も嬉しかったです。

温泉宿の館主・女将さん×温泉好き・温泉マニア

この融合は面白い!

それがお宿の人にまた会いたくて泊まりに行くきっかけになると思います。私もそうです。それが「秘湯は人なり」に繋がる道だと思います。

お会いした皆様、参加してくれた仲間、ありがとうございました!!!