6月10日(金)昭和学院短期大学のボランティア社会学で公演しました。

こちらには、昨年も呼んでいただきました。

 

★公演メニュー

① あいさつ(公演内容説明)

 

② 言葉が不自由な体験

  「言葉がわからない・伝わらないってどういうこと?」

ピカリンとピカッチのお願いをすぐにわかるかな?

体験者は学生の方にお願いしました。

「わからなくて焦りました。困りました。」と感想をくれました。

 

③ シングルフォーカス・聞こえ方の体験

  「どんなふうに見ているの?」「どんなふうに聞こえているの?」

ペットボトルで作った特殊眼鏡を使ってステッチの帽子を被った

キャラバン隊のメンバーを探してもらいます。

ステッチ帽を被って教室の後ろでスタンバイ中の隊員。

 

「視野が狭くてすぐ見つけられなかった」

の感想がありました。

この体験は、視力の問題ではなくて、

視野が狭い事で近くの物に気付きずらい人もいるという体験です。

 

④ 手先が不自由な体験

  「どうしてうまくできないの?」

2分間の制限時間で

手袋を着けて折り紙を折ってもらいます。

キャラバン隊は…

「早く!早く!」と急かし、そして

「キレイに折って!」と厳しく!

さぁ、どんな気持ちでしたか?

 

⑤ 絵本朗読 「帰っておいで」

自閉症の息子を持つお父さんの詩。

 

⑥ 描いてみよう! 

「リンゴ」「コップ」は描けるけど…

難しいお題にみんな悩んでましたね。

 

最後に体験した感想を聞かせてくれました。

①今まで障害のある人にどう接していいかわからなかったけど、

 今日の体験を生かして助けられたらと思いました。

②3つの体験を通して困難さがわかりました。

 今後、話しかける時は、正面から顔を見て肯定的な言葉で話したいと思います。

③今まで知的障害のある人と関わったことがなくて、

 今日体験したことで障害のある人の気持ちを知りました。

 今後、障害のある人と関わることがあったら、今回の体験を意識して、

 相手の気持ちを考えて接したいと思います。

 

以上

 

公演中、みなさんメモをしっかり取る姿に感激しました。