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ツタエタイヲモイ

いつもの帰り道

遮断機が降りる

矢印が下りをさしてる

ぼんやりと

矢印の

明かりをみてたら

電車が通り過ぎたわ

少し酔ったみたい

いっそこのまま

全部

忘れちゃえばいいのに

すべてがなかった事になるなら

あたしも楽になれるのに

これ以上

笑いかけたりしないで

これ以上

好きになったら

口から想いが

こぼれそうだから

あなたが無意識に

下ろした

その視線が

いとおしくて

せつなくなる

あじさい

あじさいが咲く

この外れ道

僕は

よく

ここで君と

待ち合わせをしたよね

君のゆかた姿を

はじめてみた時

僕は

君と

目を合わせる事が

できなかった

ふたりで歩いた

はじめて手をつないだ

今はもう

あの場所に

あじさいが咲く事は

ないけれど

君の姿を

みかける事も

ないけれど

眠る君

君が

傍にいるのに

眠りにつくのが

怖いんだ

傍にいるからって

同じ夢は

見れないんだもの

僕の腕の中で

眠る君のすべてを

僕のものには

できないんだもの

後少しでいい

眠りにつく君を

息をひそめて

眺めていたい



君の

まつ毛が

揺れた
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