小学生の時、間違って、他の子の上履きを履いてしまった時の「げ!」という足の感覚みたいに世界の全部が、ちょっとだけ変な日。
自分の家も、よく聞く曲も、好きな食べ物も、何ひとつ自分と噛み合ってないようだし、
自分の身体自体が、なんだか仮の入れ物みたいによそよそしい。
そんなわけで、レッスンに行った帰りに、鉛筆とスケッチブックとお酒を買った。
(こういうスマホでポチポチやるんじゃなく笑)ザラザラした紙に、自分の手で直接書く文字や線なら、
自分の中から生まれた言葉なら、どうも信じられそう。
言葉はいつでも優しいわけじゃないけど、こういう時は、言葉って味方になってくれる気がする。