熊本の地震で、熊本城が大変なことになってるとは聞いていました。
どんな感じなのだろうと、行ってみたら、予想外のひどさに喉の奥が痛くなってきて、危うく号泣するところでした。
お城が泣いていました。
お城が泣いていました。
この写真だけでは、え?どこがですか?って感じですけど。
元太鼓櫓(もとたいこやぐら)
一番近くで石垣が崩落してるのが見ることができます。
2年経った今も手つかずのままです。
痛々しすぎます。
この光景をすぐそばで見てしまって、ちょっと体調が悪くなりました。
私は、阪神大震災の被災者で、芦屋に一族郎党住んでまして、特に旦那さんの実家が大正時代からの古い日本家屋で同じような感じで崩壊してしまったのです。
まさにそれと同じ光景でした。
熊本城は初めて訪れたのですが、とても広くて公園も広大で素晴らしいです。
なのに、無残にもこんな姿のまま放置されている。
復旧は、まずは一番大切なところからなのでしょうけど。
街中は、それほどひどい感じではなかったですけれど、いまだ仮設住宅で生活されている方がたくさんおられるのでしょう。
でも見えないところにいらっしゃるから、忘れてしまいそうになってるような気がしました。
お城は今のところのその象徴のような気もしました。 大きな姿で、復興はまだまだなんだということを訴えているような感じがしました。
今回、旅するにあたって、熊本の旅の案内本が書店でほとんど見つからなかったので、行きはネットで検索したりしてました。
熊本についたら、街にはいろいろ案内の冊子が無料でおいてあったので、持って帰ってきました。
食べ物も美味しいし、人も優しく、また行く予定です(^^)v
お金を使うことも復興にお手伝いになるかな?
被災者だった私が、偶然にも地震のあった日に熊本に訪れることになったのも何かのご縁。
熊本城は、熊本の人達だけのものではないです。 歴史的建造物は国民みんなで守っていかないと。
こちらにも今後、少額でも寄付し続けようと誓いました。
それにしても、私が生きている間に完全に修復できるのでしょうか?